ジョジョに気になるフンガミブログ

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フェルナンド・トーレスが語るJリーグ 印象に残ったチーム 選手 イニエスタの事

サガン鳥栖所属のフェルナンド・トーレス選手のインタビューです。

2018年9月10日のスーパーサッカーの放送の書き起こしです。

 

ここまで10試合を経験してみてのJリーグの印象

 

Jリーグのレベルはとても高いと感じました。

良いサッカーをしているし、試合ごとにチームは強くなっていると思います。

Jリーグの特徴は、各チームのレベルが拮抗している点ですね。

首位チームと下位チームのレベルの差があまりないと感じています。

 

ヨーロッパとの違い

 

もちろん違う点はたくさんあります。

リーグごとに違う所はたくさんありますね。

私にとってすべてが初体験で、覚えることがたくさんあります。

ですので毎日のトレーニングに今まで以上に集中して取り組んでいます。

これまでと違うポジショニングが求められる時もあるし、チームメイトの特徴も覚えないといけない。

リーグによって違うことがあるのは当然なので、大事なことはその環境に慣れるためのメンタリティですね。

 

ポジショニングの違い

 

ヨーロッパでも日本でも、私のポジションはストライカーです。

周りとの連携が大事なポジションなので、周囲に合わせた動きをしないといけません。

サッカーはチームスポーツ。

その点はどの国でも変わらない。

ただ、監督によって攻撃のスタイルが違うので、求められるポジショニングが全く違いますね。

 

ここまでの10試合で印象に残っているチーム

 

これまで対戦した中で一番いいチームと感じたのは、川崎フロンターレです。

相手をどう崩すかという明確なアイデアを持っていました。

相手を崩すために何をすべきかが全員で共有されている素晴らしいチームです。

そう感じたのは日本で川崎だけだと思います。

それほど川崎は良いチームでした。

 

印象に残っている選手

 

たくさんいるので答えるのが難しいですが、ガンバ大阪の遠藤保仁選手、川崎フロンターレの小林悠選手が良かったと思います。

たくさんの選手を見てきましたが、2人は本当にいい選手だと感じました。

私が良い選手というのはチームとしてどう戦うのかを考えられる選手です。

私はスター選手をたくさん見てきましたが、スター選手のいるチームが強いとは限らない。

ワールドカップの日本代表は、ヨーロッパで活躍する選手がたくさんいましたが、それ以上にチームをどう改善するのかを選手全員が考えたことがいい結果を生みました。

 

Jリーグでの初ゴール

 

いろんな意味で良いゴールでしたね。

まず、金崎選手の動きが良かったと思います。

私にスペースを作る動きをしてくれました。

そして私はクロスが来ると信じていました。

私はペナルティエリア内にボールを入れてくれる選手が必要です。

その機会が増えればもっとゴールを決められると思います。

わたしの仕事は味方を信じることだと思っています。

パスをくれた福田晃斗選手は私の動きをいつも見てくれています。

 

初ゴールまで8試合かかった

 

日本に来て最初の試合まで1週間しか練習できませんでした。

一緒にプレーするのが初めての選手ばかりなので慣れる時間が必要でした。

練習するごとに連携もよくなっていくと確信していましたし、まだまだ良くなると思います。

 

イニエスタについて

 

イニエスタは私のいい友達ですし、毎日彼と連絡をとっています。

お互いに近況を報告しあっています。

行った場所や店でおすすめのものがあればイニエスタにもお勧めするし、逆にイニエスタからおすすめしてもらったりしています。

お互いに見たこと感じたことを知りたいなと思っています。

行ったレストランの味もそうだし、訪れた場所の事、スペインから日本に持ってきたものは何か、家の中での出来事、子供の学校の事など。

同じ日本にいるので何か必要なことがあればお互いに助け合うようにしています。

 

サガン鳥栖に必要なもの

 

降格圏から抜け出すためには勝ち点を積み重ねないといけません。

1人1人がハードワークして、前節よりもいいサッカーをするという意識を持ち、そしてゴールを決めるということ、それが今一番必要なことです。

これから考えていることは、次のサンフレッチェ広島戦に勝つことだけです。

自分たちを信じて戦えば勝利は必ずついてきます。