Jリーグがもっと盛り上がるように台湾のクラブをJ3に加盟させるべき
Jリーグがパフォームグループと巨額の放映権契約締結
Jリーグが英国のPerform Groupと今年から10年間で2100億円という巨額の放映権契約を結びました。
そしてパフォームが提供する、スポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(読み方はダゾーン)」でJリーグの放送が開始。
この巨額の契約により優勝賞金などもかなり増加し、Jリーグのさらなる発展が期待されます。
世界、特にアジアでの展開がカギ
Jリーグをもっともっと盛り上げるには国内のファンの拡大はもちろんですが、やはり外国に向けていかに宣伝できるかが重要だと個人的には思います。
特に経済成長著しいアジアに向けての戦略がカギになるでしょう。
欧州の有名選手の獲得はもちろんのこと、アジア各国のスターを獲得して、ゆくゆくはアジア中の選手がJリーグに集まってくるようにするのが理想だと思います。
そうすればアジアでJリーグが見られ、人もお金もどんどん集まり、ますますJリーグが発展する、という好循環が生まれるでしょう。
台湾のクラブをJリーグに加入させるのはどうか
少し大胆なアイデアを提案したいと思います。アジア戦略の一環として、台湾のサッカーチームを、1つか2つJリーグに加入させてみるというのはどうでしょうか。
そうすることによって日本と台湾のサッカー界、双方にとってメリットがあると思うんです。
日本側としては台湾のマスコミやサッカー好きの人達の目をJリーグに向けることができる。
台湾の人口は2千万以上ですから、これはかなり大きい。
台湾側としてはアジアの中で高いレベルにあるJリーグに参加することによって、台湾でのサッカー人気を高め、台湾サッカー全体の底上げにもつながり、代表の強化にもつながるでしょう。
台湾のサッカー事情は?
・サッカーの人気
台湾ではバスケットボールと野球が人気で、サッカーの人気は低いようです。
しかしワールドカップ予選では2万人の観客が集まったりしたようなので、サッカーへの関心がある人も一定数いると思われます。
・サッカーリーグ
プロリーグは無く、国のトップリーグはアマチュアリーグのようです。
数年前に2018年にプロリーグ設立の報道があったようですが、続報が無いのでどうなっているか不明です。
・サッカーのレベル
台湾代表のここ最近のFIFAランクは150位台。
日本が50位あたりなので、レベルは結構低いですね。
違う国のリーグに参加しているクラブはあるのか
隣の国のサッカーリーグに越境して参加している例は世界にいくつかあります。
- イングランドのプレミアリーグにウェールズのクラブが参加
- アメリカのメジャーリーグサッカーにカナダのクラブが参加
- オーストラリアのAリーグにニュージーランドのクラブが参加
など他にもいくつかあります。
イングランドとウェールズは同じイギリスですが、サッカー協会が別なので、越境していると言えるでしょう。
以上の例を見てわかるように、自国のサッカーのレベルが低く、独自のプロリーグを運営することが困難な国のクラブが、レベルの高い隣国のリーグに参加しています。
そういう点で、台湾と日本の関係はベストと言えますよね。
実際に台湾のクラブがJリーグに参加するとなると
まず外国籍の問題が出てきますよね。
Jリーグは外国人枠で5人まで登録可能となっています。
ただこれはリーグが特例をだせば解決だと思います。
個人的には外国籍枠は取っ払っても良いと思う派ですが、ACLとの兼ね合いもあると思うのですぐには難しいでしょう。
なのでリーグが特例で、台湾のクラブは台湾人プラス外国人枠5人という様に認めればいいと思います。
あとはレベルの問題ですよね。
もちろんいきなりJ1に参加はおそらく厳しいでしょう。
まずはJ3に参加して、地道にレベルを上げていくという形をとればいいと思います。
J3は降格もありませんから、長期的な視点でクラブ運営をしていけるでしょう。