2017年版 おもしろい映画をジャンル別にランキング形式でお届け 洋画 邦画
映画って本当に良いもんですね。
ぼくは映画が好きで、劇場、ブルーレイ、DVD、合わせて年間100本ぐらい観ます。
今まで観た中でおすすめの作品をジャンル別に順位を付けて紹介したいと思います。
アクション
5位 96時間
監督 ピエール・モレル
出演 リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス
18歳のアメリカ人少女キムが、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐された。偶然にもその事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父親ブライアンは、命よりも大切な娘を襲った悪夢のような出来事に、ずたずたに胸を引き裂かれる思いを味わう。しかし、政府の元工作員として幾多の修羅場を潜り抜けてきた彼は、冷静さを失ってはいなかった。追跡可能なタイムリミットは96時間! 異国の極悪犯罪組織に娘を奪われた父親は、自らの手で奪還すべく迷わず闇の世界へ飛び込んでいった!
4位 ドライヴ
監督 ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、アルバート・ブルックス
昼はハリウッドのスタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手の“ドライバー"。
その天才的なドライビングテクニックゆえに、危険な裏社会の抗争に巻き込まれていく
3位 フェイス / オフ
監督 ジョン・ウー
出演 ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ、ジョアン・アレン
幼い息子をテロリスト、キャスター・トロイに殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャー。銃撃戦の末、トロイを捕えるがトロイは昏睡状態に。しかし、トロイ以外知ることができない時限式の細菌兵器爆弾が、ロサンゼルスに仕掛けられていることが判明し…。
2位 マッドマックス 怒りのデス・ロード
監督 ジョージ・ミラー
出演 トム・ハーディー、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト
壮絶な過去を引きずりつつ、荒廃した世界をさすらうマックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)は、大隊長フュリオサ(シャーリーズ・セロン)率いる集団と出会い、「緑の土地」を目指す逃避行に加わる。
振り返れば大勢の手下を従えて反逆者を猛追する敵の首領の姿が。
今ここに、爆音轟くカーバトルが勃発する!
1位 クロニクル
監督 ジョシュ・トランク
出演 デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン
平凡で退屈な日常生活を送る3人の高校生のアンドリュー、マット、スティーブは、ある日特殊な能力(チカラ)を手に入れる。手を触れずに女の子のスカートをめくったり、雲の上でアメフトをしたり。3人の退屈な日常は刺激的な日々へと一変する。しかし、そんなある時、後ろから煽ってきた車に苛立ったアンドリューが能力を使って事故に合わせたことから、3人は次第に自らの能力に翻弄され始め、事態は予期せぬ方向へと向かう……。
SF
5位 インセプション
監督 クリストファー・ノーラン
出演 レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ
ドム・コブは、人が一番無防備になる状態―夢に入っている時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリストである。
コブが備えもつ類稀な才能はこの業界でトップレベルであり、裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在となっていた。
だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。
4位 CHAPPIE チャッピー
監督 ニール・ブロムカンプ
出演 シャールト・コプリー、デヴ・パテル、ヒュー・ジャックマン、ニンジャ
2016年―犯罪多発地区、南アフリカ ヨハネスブルグに世界で唯一の“感じ、考え、成長する"AI(人工知能)を搭載したロボットが誕生。彼の名はチャッピー。起動したばかりのチャッピーは真っ新でまるで子供のようだが、彼の余命はたった5日間しかない。ギャングにさらわれたチャッピーは、ギャング式の生きる術を覚え加速度的に成長する。ただ「生きたい」と願うチャッピーの人知を超えた行動に、我々は衝撃の結末を目撃する。
3位 トータルリコール
監督 ポール・ヴァーホーヴェン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー、レイチェル・ティコティン、シャロン・ストーン
西暦2084年。火星の夢にとりつかれた一人の技師が、夢による疑似体験を受けようとした事から何者かに命を狙われ始める。今の記憶が植え付けられた物である事を知った男は本当の自分を探すため火星へ飛び立つ…。
2位 LOOPER ルーパー
監督 ライアン・ジョンソン
出演 ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、エミリー・ブラント
近未来―タイムマシンは開発されていたが、その使用は禁じられ、犯罪組織のみが利用していた。
彼らは、証拠を残さず敵を消し去りたいとき、30年前に転送する。“ルーパー"と呼ばれる暗殺者の元へ―。
凄腕ルーパー、ジョーの元に、ターゲットの抹殺指令が入る。それは、いつも通りの単純な仕事のはずだった。
だが、送られてきたのは“30年後の自分"。引き金を引くことを躊躇ったジョーの不意をつき、未来から来た“自分"は街へと消えていく。
「奴を殺さなければ、自分が消される! 」必死に追跡する現代のジョー。
ようやく未来の“自分"を追い詰めたとき、彼がこの時代へ来た、驚くべき理由が明かされる。
男が過去にまで来て変えようとしているものとは?謎多き未来の独裁者“レインメーカー"とは一体―?
1位 バック・トゥ・ザ・フーチャー
監督 ロバート・ゼメキス
出演 マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン
スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスがお届けする「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は3部作の映画として大成功した作品の一つ。変わり者のドク・ブラウン(クリストファー・ロイド)が造り上げたデロリアンのタイムマシンで1955年にタイムトラベルしてしまったティーンエイジャーのマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)。そこでマーティが直面するハプニングにより彼自身の未来が消えてしまう危険にさらされ、そうなると彼は未来に帰れなくなってしまう。革新的な特殊効果とドラマチックな音楽、そしてアクションが満載のこの作品は、永遠の青春アクション傑作だ
サスペンス・ミステリー・ホラー
6位 アンブレイカブル
監督 M・ナイト・シャマラン
出演 ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ロビン・ライト・ペン
『シックス・センス』のM.ナイト・シャマラン監督とブルース・ウィリスが再びコンビを組んだSFサスペンス。131人もの犠牲者を生んだ悲劇的な列車事故に遭遇し、たったひとり無傷で生き残った男・デヴィッドは、自己の存在意義を問うようになり…。キネマ旬報社データベースより
5位 キャビン
監督 ドリュー・ゴダード
出演 クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチンソン、フラン・クランツ、ジェシー・ウィリアムズ
「LOST」シリーズの脚本を手掛けたドリュー・ゴダード監督と『アベンジャーズ』の監督を務めたジョス・ウェドンのタッグで贈るSFホラー。山奥の別荘を訪れた大学生5人。だが、謎の日記を見付けたことから仲間が次々と死んでいき…。キネマ旬報社データベースより
ホラー映画あるあるとでも言おうか、おなじみの展開で怖がらせようとするので、割とオーソドックスなホラー映画なのかなと思いきや、衝撃のどんでん返しが‥
米国の辛口批評サイト「ロッテン・トマト」で92%フレッシュ獲得は伊達じゃありません。
4位 ノーカントリー
監督 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演 トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウッディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド
第80回アカデミー賞4部門を受賞したコーエン兄弟によるサスペンスドラマ。ギャングたちの大金を奪った男と、彼を追う殺し屋、事件の謎に迫る保安官の姿を描く。
頭のおかしい奴がとことん追ってくる恐怖。
やると決めたらやる、逃しはしない。
そうゆうヤバい奴に目をつけられたらあなたならどうする?
と、問われているような気がしました。
トミー・リー・ジョーンズがシリアスな演技をしているとなんか違和感があるのは、缶コーヒーBOSSのせいかもしれない。
3位 クローバーフィールド HAKAISHA
監督 マット・リーヴス
出演 リジー・キャプラン、ジェシカ・ルーカス、マイク・ヴォーゲル
ヒットメーカー、J・J・エイブラムスが製作を手掛けた体感型SFパニックアクション。ニューヨークを襲った未曽有の大惨事。ロブ・ホーキンスは偶然にも、巨大な“何か”に襲われ大混乱に陥った一部始終をビデオカメラに収めていた。キネマ旬報社データベースより
いわゆるPOVとかファウンドフッテージなどと言われるジャンルの映画です。
臨場感、緊迫感が半端じゃないです。
世界が破滅に向かっていくなかでビデオカメラを回し続けるその根性たるやもう。
2位 ピラニア
監督 アレクサンドル・アジャ
出演 エリザベス・シュー、アダム・スコット、ジェリー・オコンネル、ジェシカ・ゾア、吹替え版には出川哲朗、坂本真綾
アメリカ南西部の湖を舞台に、独自の進化を遂げたピラニアが若者たちに襲い掛かるパニックホラー。イベントで盛り上がる湖周辺で地割れが発生。その裂け目から何千匹ものピラニアが発生し…。キネマ旬報社データベースより
1978年に大ヒットを記録した「ピラニア」をリメイクしたパニック・スリラーです。
とにかくグロくてヤバいよヤバいよ。
しかし爽快感がハンパないです。
調子に乗ってるやつらがピラニアに襲われるヒャッハーな飯ウマ映画です。
1位 メメント
監督 クリストファー・ノーラン
出演 ガイ・ピアース、キャリー・アン・モス、ジョー・パントリアーノ
時間軸を解体した斬新な設定で描いた異色サスペンス。10分しか記憶を保てない前向性健忘の男が、妻を殺害した犯人を探し始めるのだが…。キネマ旬報社データベースより
設定、ストーリー、撮り方、演出、すべて良い。
何が起きたのか覚えていない主人公と同じ感覚を、見ている人も味わえる作りになっています。
片時も目を離せない、究極のミステリー。
漫画ジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦先生もおそらく影響を受けていると思います。
ジョジョっぽい雰囲気がビンビン出てるんですよね。
ジョジョ好きは必見です。
ドラマ
5位 グッバイレーニン
監督 ヴォルフガング・ベッカー
出演 ダニエル・ブリュール、カトリーン・サンズ、チュルパン・ハマートヴァ
激動の80年代末のドイツを舞台に繰り広げられるファミリードラマ。心臓発作による昏睡状態にあったため、ベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一の事実を知らない社会主義者の母親。ショックを与えることが命取りになるため、息子は事実を隠そうとする。キネマ旬報社データベースより
ベルリンの壁崩壊という歴史の転換点をうまく利用して発想された作品。
病室で繰り広げられる、ユーモア満載なストーリーがすごく楽しいです。
当時のドイツの空気も感じられます。
4位 スワロウテイル
監督 岩井俊二
出演 三上博史、Chara、江口洋介、渡部篤郎、山口智子
岩井俊二監督が架空の都市“円都(イェンタウン)”で懸命に生きる若者たちの姿を綴ったドラマ。娼婦のグリコと孤児のアゲハは、客のトラブルから偽札作りのデータを入手。彼女たちは仲間たちと共に偽札を作り始める。キネマ旬報社データベースより
雰囲気、世界観がすごく良い。
登場人物も魅力的で、一人一人がそこでもがきながら暮らしています。
空想上の街なのに、どこかに存在しているような、不思議な説得力があります。
監督のセンスが素晴らしい。
YEN TOWN BANDの楽曲も良いです。
3位 桐島、部活やめるってよ
監督 吉田大八
出演 神木隆之介、橋本愛、大後寿々花
吉田大八監督が朝井リョウの同名小説を映画化。ありふれた時間が流れる金曜日の放課後。誰もが認めるバレーボール部のスター・桐島退部のニュースが駆けめぐったことから、校内の人間関係が静かに変化していく。
同日同時刻の違う人物の行動を順番に描いているのがおもしろい。
そして学校内の雰囲気とか登場人物の演出が非常にうまい。
スクールカーストの感じとか、生徒の行動とか、学生時代こういう奴いたわ~、自分はこの中だとこいつかな、みたいな見方も出来て楽しいです。
2位 最強のふたり
監督 エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演 フランソワ・クリュゼ、オマール・シー
大富豪と、スラムの黒人青年の友情を描いたヒューマンコメディ。事故で首から下が麻痺した大富豪のフィリップは、自身の介護者選びの面接で無職の黒人青年・ドリスに出会うが…。キネマ旬報データベースより
フランスで大ヒットした映画です。
なんといっても介護士役のコメディアンのキャラが最高。
無礼な奴なんだけどなぜか憎めない。
そういうやつって現実社会にもいますよね。
笑って泣けるかなり良い作品です。
1位 善き人のためのソナタ
監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演 ウルリッヒ・ミューエ、セバスチャン・コッホ、マルティナ・ゲデック
2007年アカデミー賞外国語映画賞を受賞したドラマ。84年、東ドイツの国家保安局のヴィースラー大尉は、劇作家・ドライマンとその恋人で舞台女優のクリスタが反体制的であるという証拠を掴むため監視を始めるが、次第に彼らの世界に魅入られ…。
東西ドイツに分かれていたころの雰囲気を知ることが出来る映画です。
監視対象を盗聴していた秘密警察の人間が、監視対象の人間味あふれる生活に徐々に心を動かされていく様子を、静かな演技でうまく演じています。
クライマックス、ラストシーンはかなりおしゃれ。
完璧な映画です。
ラブストーリー
3位 あと1センチの恋
監督 クリスチャン・ディッター
出演 リリー・コリンズ、サム・クラフリン
ロージーとアレックスは6歳からの幼なじみで、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。二人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。ある日ロージーがクラスで人気の男の子と一夜を共にし、妊娠してしまう。2人は再会を誓い、ロージーは地元に残り、アレックスをボストンの大学へと送り出す。お互いを想いながら言葉にできないままに…。Oriconデータベースより
付き合いそうで付き合わない、そんな2人の人生の物語で、早くくっつけよって感じで少しじれったくもあるんですが、なんか引き込まれてしまう映画です。
テンポよく進むので観やすいし、ハッピーでおしゃれな作品です。
2位 her 世界でひとつの彼女
監督 スパイク・ジョーンズ
出演 ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、スカーレット・ヨハンソン
そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしいサマンサに心を惹かれるようになったセオドアは…。第86回アカデミー賞にて脚本賞を受賞したスパイク・ジョーンズが贈る、近未来ラブドラマ。 Oriconデータベースより
機械と人間が恋に落ちる映画。
なんだそりゃ、と思うかもしれないが、iPhoneのsiriやソフトバンクのペッパー君など、AIの進化を見ていると、あながちあり得ない話ではないのかなと。
近未来の設定で、現実世界と大きく違うわけではないんですが、街の雰囲気や服装などがほんの少し現代とは違っていて、絶妙な近未来感を醸し出しています。
1位 恋はデジャ・ブ
監督 ハロルド・ライミス
出演 ビル・マーレー、アンディ・マクドウェル、スティーブン・トボロウスキー
取材のために訪れた町で何度も何度も“今日”を体験し、寝ても覚めても明日にならない男の様を描いたタイムラビリンス・ムービー。
何度も何度もその日が繰り返されるタイムリープ映画。
この時間が繰り返す設定だけである程度の面白さは担保されていると言っても良いでしょう。
そこに恋愛を上手く組み合わせて非常にいい作品に仕上がっています。
「素敵な」という形容詞が一番似合う映画です。
コメディ
6位 ハングオーバー!消えた花婿と史上最悪の二日酔い
監督 トッド・フィリップス
出演 ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス
結婚式を2日後に控え、新郎のダグは独身最後の夜を満喫すべく、友人たちとラスベガスの高級ホテルのスイートで散々バカ騒ぎをして楽しんだ。しかし翌朝二日酔いから目覚めると、部屋は荒れ新郎の姿は消えていた。一体彼らに何が起きたのか?オリコンデータベースより
発想が素晴らしいです。
飲みすぎて記憶をなくし、わずかなヒントから何が起こったのかを解明しようとするシチュエーションコメディ。
冒頭からワクワクするし、少しずつ謎が解き明かされていく様子も楽しいです。
予想外の展開に笑います。
3部作になっていて続編が2つありますが、全部おもしろいです。
5位 26世紀青年
監督 マイク・ジャッジ
出演 ルーク・ウィルソン、マーヤ・ルドルフ、ジャスティン・ロング
米国国防総省から極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた、“平均のアメリカ人”の典型兵卒のジョー・バウアーズ。しかし彼の存在は忘れられたまま時は過ぎ、500年後の未来に目覚めた世界では合衆国のレベルは下がり、ジョーが生きてる人間の中で最もインテリな人間になっていた…。
邦題はおそらく20世紀少年が映画化されたころに便乗して付けられたもの(原題はIdiocracy)ですが、なかなか言いえて妙なタイトルです。
インテリ層の出生率は低いが、馬鹿は子供をたくさん産む。
そうすると馬鹿がねずみ算式に増えていき、26世紀には世の中バカだらけ。
大統領まで大馬鹿者。
というオモシロイ設定の映画で、内容もぶっ飛んでてバカバカしいんですが、観終わった後あながち笑い話に出来ないなと。
現実にトランプがアメリカのトップですからね。
26世紀にはもっととんでもない人物が大統領になっている可能性だってある。
日本だってそうなってしまうかも、と思うとなかなかシリアスな映画に感じてきました。
4位 21ジャンプストリート
監督 フィル・ロード、クリストファー・ミラー
出演 チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル、アイスキューブ、ジョニー・デップ
80年代の人気ドラマを、チャニング・テイタムとジョナ・ヒル主演で映画化。高校時代の敵役・シュミットとジェンコのふたりが新人警官としてコンビを結成。青年犯罪を撲滅するために高校で潜入捜査をすることになり…。「キネマ旬報社」データベースより
超おバカアクションコメディです。
下ネタからドラッグネタからなんでもありのギャグの応酬。
何も考えず笑えます。
脚本もしっかりしていてストーリーもおろそかにしていません。
主人公の2人、特にジョナ・ヒルは最高のコメディアンですね。
続編の22ジャンプストリートも同じくらい面白い。
おすすめです。
3位 グランド・ブダペスト・ホテル
監督 ウェス・アンダーソン
出演 レイフ・ファインズ、ウィレム・デフォー、エイドリアン・ブロディ、F・マーレイ
ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。全米で歴代興行記録を打ちたてたウェス・アンダーソン監督の最高傑作。 かつて栄華を極めたヨーロッパ最高のホテルの “伝説のコンシェルジュ”が連続殺人事件に挑む豪華スター競演のミステリー・コメディ! ”伝説のコンシェルジュ!が究極のおもてなしで皆様をお待ちしております。
映像が美しい。
色使いとか、左右対称な画作りなど、アーティスティックな雰囲気であふれています。
ゲラゲラ笑える映画ではありませんが、登場人物たちがコミカルで、話はテンポが良くて、退屈しない映画です。
2位 ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
監督 エドガー・ライト キャスト サイモン・ペッグ/ニック・フロスト/ジム・ブロードベント/ティモシー・ダルトン
アドレナリン全開・ドーパミン噴出のアクション・バディ・コメディ!イギリス3週連続No.1の大ヒット!―エリート刑事が田舎に左遷!?平穏そのもので退屈な町だが、どこか陰気なムードが・・・。そして、なんとも恐ろしい連続殺人事件が発生した!
登場人物やギャグも良いんですけど、なによりストーリーがおもしろいです。
アクションやサスペンス要素もあったり、話の展開で笑わせる仕掛けがあったり、脚本が良く出来ているなと。
映画全体のなんか変なハイテンションなノリ、最高です。
1位 メリーに首ったけ
監督 ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
出演 キャメロン・ディアス、マット・ディロン、ベン・スティラー
メリーはキュートでやさしくて明るくて頭もよくてかっこよくて、とにかくイカしてる。テッドは超ダサイ、トホホな高校生。でもメリーの弟を助けたのがきっかけで、卒業パーティに誘われた! しかし当日を台無しにするような超~ハズカシイ大失敗をしでかしてしまう。……あれから13年、未練タラタラのテッドはついに、マイアミにいるという彼女の居場所を突き止めるが……。
ラブコメといったらこれ。
下品なギャグ、ブラックジョークなど満載でイケイケで最高。
それでもちゃんとラブストーリーになってて、なんだかほっこりする場面も。
まあまあ古い作品だけど、あまり古さを感じないポップな良作です。
アニメ
6位 千と千尋の神隠し
監督 宮崎駿
2001年夏に公開され、大ヒットを記録した宮崎駿監督による冒険ファンタジー。引っ越し先の家へと向かう途中、異世界に迷い込んだひ弱で不機嫌な10歳の少女・千尋が、様々な出会いと試練の中で成長し“生きる力”を取り戻していく姿を描く。(キネマ旬報社データベースより)
ジブリ作品で一番好きです。
不思議な世界に迷い込んでしまう話がわくわくしますよね。
妖怪たちのキャラクターも良い。
このころに比べると最近のジブリが勢いがなくてちょっと寂しいです。
5位 くもりときどきミートボール
監督 フィル・ロード クリストファー・ミラー
偉大な発明家になることを夢見るフリント・ロックウッドだったが、失敗続きでみんなに迷惑をかけてばっかり…。そんな彼の住む港町では、海で取れるイワシが主食の日々。フリントは町のみんなのために、コップ1杯の水を好きな食べ物に変える<食べ物マシーン>を発明するのだが…。(Oriconデータベースより)
この作品はあまり有名ではないですが、かなり面白いです。
監督、脚本をレゴムービーと同じ2人が担当した作品です。
つまらないわけがないですよね。
キャラも良いし、話もおもしろいし、ギャグも決まってるし、伏線の回収も良いし、試しに観てみてください。
4位 LEGOムービー
監督 フィル・ロード クリストファー・ミラー
エメットは、どこにでもいるフツーの青年。なのに、なぜか伝説のヒーローに間違われ、レゴ(R)ワールドを支配するおしごと大王から、世界を救わなければならないハメに。でも、本人はヒーローの覚悟なんてゼロ。世界の終わりまであと3日…。家族みんなで楽しめるアドベンチャームービー。(「Oricon」データベースより)
レゴブロックの世界をCGアニメで表現した作品。
映像も良く出来ているし、ストーリー、ギャグも楽しい、子供から大人まで家族で楽しめます。
終盤のとあるシーンにはちょっとビックリすると思います。
この作品をアニメにカテゴライズしていいのか迷ってしまう展開です。
テーマ設定も良いし、すごく面白いです。
3位 かぐや姫の物語
監督 高畑勲
高畑勲監督が「竹取物語」を題材に、誰もが知る“かぐや姫”の筋書きはそのままに、かぐや姫の「心」を描いた劇場アニメ。かぐや姫がどうやって地球に生まれ月へ帰って行ったのか、姫の犯した罪とは何かなど、知られざる“真実”を映し出す。(キネマ旬報社データベースより)
筆で手書きしたような線、水彩画のような淡い色味、あえて部分的にぼかしたり、消したり、絵手紙のような雰囲気の映像が素晴らしい。
こんなアニメーションは見たことない、というかこれからもこんな作品は出てこないんじゃないかというくらい、歴史に残るような作品です。
2位 トイ・ストーリー3
監督 リー・アンクリッチ
オモチャのウッディとバズの冒険を描いたディズニー/ピクサーアニメ第3弾。アンディが大学進学のため家を出ることになり、ウッディたちは手違いで凶暴な幼児たちが集まるサニーサイド保育園に寄付されてしまう。(キネマ旬報社データベースより)
分かってても感動してしまう。
1も2も面白いですが、これこそ最高傑作です。
1を子供時代に観た僕は、アンディと重なる部分があり、大人になるとはどういうことか、なんだか切なくなる作品です。
唐沢寿明さんと所ジョージさんの吹き替えも相変わらずぴったりだなあと改めて感心しました。
1位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
「クレヨンしんちゃん」の劇場版第9弾。昔のテレビ番組や暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれる「20世紀博」に夢中な大人たち。そこへ行ったきり帰って来なくなった大人たちを取り戻すため、しんちゃんたちが大活躍する。(キネマ旬報社データベースより)監督・原 恵一
これはクレしん映画の中で明らかに異質な作品で、タイトルの通り大人を意識して作られています。ぼく自身、10代の頃に観た時は正直そこまで面白いとは感じなかったんですが、10年後くらいに改めて見返してみるとガラッと印象が変わり、今では僕の生涯の映画ランキングの上位に入るほどです。
物語の後半の、クレヨンしんちゃんだからこそ出来た、アホと感動が入り混じったとある場面は映画史に残る名シーンです。
クレヨンしんちゃんなんてくだらないと思っている、昭和時代を生きた40代以上の大人達にこそ観てほしい作品です。