ビジネスマン必読!「山川日本史」よりも「いっきに学び直す日本史」を読んで日本の歴史の勉強を
社会人になってから、改めて日本の歴史を勉強したいと思ってる人多いんじゃないでしょうか。
ぼくもその1人です。
何かいい日本史の本は無いかと探していたところ、「いっきに学び直す日本史」という本に出会ったので紹介したいと思います。
日本史はビジネスに役立つ
日本の歴史を勉強することはビジネスにも役に立ちます。
たしかに歴史の知識はすぐに使えるものではないかもしれません。
しかし、知っておくと確実に役に立つ場面が出てきます。
当然ですが、歴史は過去から現在までつながっています。
歴史は繰り返すとよく言いますよね。
過去の歴史に目を向けることで、現在の問題の解決のヒントを見つけられたり、世の中の流れを読むのに役立ったりします。
いっきに学び直す日本史とは
数年前に山川出版から発売された「もういちど読む 山川日本史」が大ヒットしましたね。
この本も良い本ですが、僕がおすすめしたいのは、「いっきに学び直す日本史」という書籍です。
予備校講師の安藤達朗さんが70年代に執筆した「大学への日本史」を佐藤優さんと山岸良二さんが監修者となって復刻させた本です。
東洋経済新報社から出版されていて、「古代・中世・近世 教養編」と、「近代・現代
実用編」の2冊に分けて出版されています。
文字通り、日本の歴史を学び直すのに最適の本です。
この本の特徴
歴史の流れが分かる
この本は安藤さん1人の手によって書かれています。
そのため、最初から最後まで1本の筋が通っていて、通史を学ぶのに適しています。
全体の流れが一貫しているため、歴史の動きを分かりやすくとらえることが出来ます。
最新情報も掲載
この本は70年代に書かれたものの復刻版ですが、きちんと監修者のチェックによって、古い学説は最新情報に更新されています。
世界史を意識して書かれている。
当然ですが、日本は世界の中の1つの国なわけです。
つまり日本史も世界史の中の一つの歴史なんです。
この本では、世界の中の日本という視点を持って書かれています。
監修者の解説も
監修者の佐藤優さんと山岸良二さんの対談や、佐藤さんによる本書の解説、おすすめの勉強法なども収録されています。
おすすめです
学生から社会人、歴史ファンまで、読んでいておもしろい本に仕上がっています。
この1冊で、新書100冊の基礎知識が身につく、という宣伝文句は決して大げさではなく、読み応え抜群の本です。
是非読んでみてはどうでしょう。