ジョジョに気になるフンガミブログ

気になることを色々と書いています。

マイナーだけど面白い漫画雑誌ヤングチャンピオンを紹介する

            Young champion(ヤングチャンピオン) 2017年 8/22 号 [雑誌]

ヤングチャンピオンってゆう漫画雑誌ご存知ですか?

ちょっとマイナーな雑誌なんですが、隠れた面白い漫画が連載されているので、是非おすすめしたいと思い、今回記事を書きました。

 

ヤングチャンピオンとは

週刊少年チャンピオンでおなじみの秋田書店から発行されている青年誌です。

 

何曜日に発売なの?

毎月第2・第4火曜日発売、つまり月2回というちょっと特殊な形態をとっています。

週刊誌と月刊誌の中間の位置づけの雑誌です。

 

特におすすめの連載作品

ジャンク・ランク・ファミリー  高橋ヒロシ

あのクローズの作者、高橋ヒロシさんの最新作です。

荒廃世界のデスサバイバル漫画。

マッドマックスとウォーキングデッドとクローズを合体させたような、すごい世界観の漫画です。

 

神アプリ  栗原正尚

特殊なスマホのアプリを使って現実世界で戦うバトル漫画です。

頭脳戦あり、残虐性あり、かなり面白いです。

 

殺戮モルフ  外薗昌也・小池ノクト

獄中にいるはずの殺人鬼がなぜか街に現れて人を殺しまくる。

スプラッターミステリーホラー漫画です。

 

氷の豚  浅田有皆

日本には、人間を奴隷として人身売買している闇の組織が存在した。

ハッカーの女子高生とフリーターの男がその組織の壊滅に挑むストーリーです。

 

 あしたのジロー  森高夕次・荒木光

「僕たちがやりました」の荒木光さんの新作漫画です。

ボクサーでの成功を夢見る主人公が彼女のために人を殺してしまう。

警察が徐々に事件の真相に近づいていき‥‥というシリアスストーリーです。

毎回毎回続きが気になる作品です。

 

セブングレイズ  吉田聡

侵略するために地球に降り立ち、人間の体を乗っ取った宇宙人が主人公の漫画です。

地球人と交流するうちに地球になじんでいってしまい、色々なことが巻き起こります。

他の宇宙人とかも出てきたり、バトルが展開されたりと、どんどん面白くなってきてます。

 

その他の連載作品一覧

スマイリング!~晴れやかなロード~

土橋章宏・白鳥貴久

 

クズ!!~アナザークローズ九頭神竜男~

鈴木大

 

マンガ極皿

魚乃目三太・吉田至

 

OUT

井口達也・みずたまこと

 

仁義 零-JINGI ZERO-

立原あゆみ

 

デメキン

佐田正樹・ゆうはじめ

 

ウルトラ怪獣擬人化計画

円谷プロ・POP・風上旬

 

明日クビになりそう

サレンダー橋本

 

純愛ジャンキー

葉月京

 

ぱンすと。

岡田和人

 

なんと、連載作品は公式サイトで試し読みできます。

http://www.akitashoten.co.jp/youngchampion

 

 

 

 

 

ザ・ファブル 第133話 消える男‥‥。あらすじと感想

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週刊ヤングマガジン2017年36-37合併号掲載のザ・ファブル第133話のストーリーと感想です。

前回のあらすじ

第132話のあらすじと感想はこちらの記事をどうぞ。

 

今回のストーリー

星がきれいな寒空の下、井崎に逃走用の車を届けに来た黒塩(クロちゃん)。

1日遅れたため井崎は少し怒っているようだ。

井崎が荷物を積み込もうと後部座席のドアをおもむろに開けると、そこには銃を構えた鈴木が乗っていた。

井崎に証拠隠滅のために埋めろと言ったはずの貝沼が水死体で発見されたことを問い詰めに来たのだ。

銃口を突き付けられながら車に乗れと言われて仕方なく乗り込む冷や汗だらだらの井崎。

「ビビるな。話を聞くだけだ」

車の外でクロちゃんが煙草に火をつけた瞬間、「ピュン ピュン」というサイレンサー付きの銃の発射音が車内から聞こえた。

鈴木が外に出て、クロちゃんと会話を始める。

クロちゃんは、3年前井崎が逃げたことをムカついていたらしい。

そしてクロちゃんに近づいて真黒の情報を探ろうとしていた事を知り、愛想をつかして鈴木を井崎のもとへ連れてきたようだ。

佐藤にあこがれ、殺し屋になりたがっているクロちゃんに、鈴木は自分の経験からやめておけと言う。

佐藤がいかに天才かを説明し、ファブルというあだ名の通り、奴は寓話だと。

佐藤に渡してくれと、ヒナからの手紙をクロちゃんに渡す。

井崎のかばんに入っている600万を手間賃だと言ってクロちゃんにあげ、車で去っていく鈴木。

クロちゃんもカバンを持ってその場を離れる。

 

感想

井崎が後部座席を開けた瞬間に銃口が井崎を狙っている構図がカッコイイですね。

一気に緊張感高まるサスペンスシーンになりました。

話を聞くだけだと言った直後にすぐ殺すのも鈴木の恐ろしさ。

その瞬間を描かずに、クロちゃんの喫煙シーンと車の絵で、銃の音だけ聞こえるというのがなんともおしゃれ。

そのあと、敬語で物腰柔らかなクロちゃんが、井崎の話のときだけ少し強めの口調になっているあたり、そうとう井崎にイラついてたんだなというのが見受けられます。

鈴木にファブルにあこがれるのはやめとけと諭されたクロちゃんは何を思ったんでしょうね。

ファブル、寓話。

寓話の意味を改めて調べてみると、

教訓的な内容を、他の事柄にかこつけて表した、たとえ話。例、イソップ物語。

 単なるおとぎ話ではなく、佐藤から教訓を得ろということですかね。

井崎のかばんを拾うときに井崎の映像がフラッシュバック。

ムカついてたとはいえ、やはり友達だったんでしょうね。

なんだか切なさの残る終わり方でした。

 

 

 

ザ・ファブル第114話 「残念な夜‥‥。」あらすじ 感想

       

前回のあらすじ

こちらの記事をどうぞ

今回のストーリー

テーブルの上に置かれたスマホで井崎と会話する縛られた鈴木。

それを黙って聞く佐藤(ファブル)。

佐藤の願いむなしく、崖から落ちた貝沼は死んでしまった。

鈴木は証拠が残らないように埋めろと井崎に命令する。

ポケットから鈴木のナイフを取り出し鈴木に近寄るファブル。

縛っていた縄を切ってほどいてしまった。

「もういい 帰っていいよ」

一方その頃森の中の井崎は、鈴木の勝手な命令にイラ立っていた。

銃も返され、帰り支度をする鈴木。

そのまま何も言わず家を出ていくが、佐藤とヨウコは見向きもしない。

一旦家の外に出るが、思う所があったのか再び家の中に戻り、自分を生きて返す理由を佐藤に尋ねる。

顔を見られたら始末するという業界の鉄則を実行しない佐藤を不思議に思ったらしい。

俺たちの鉄則は業界ではなく組織にあると佐藤は言う。

誰かにしゃべるかもしれない。武器をそろえてまた殺しに来るかもしれない。警戒しないのか?

と問う鈴木にヨウコは答える。

「警戒?そういうのはね、脅威を感じた時に初めて使うの」

そんな鈴木に鍋を食べていくか尋ねる佐藤。

だが、ジャマしたなと言って鈴木は帰ってしまった。

どうやらプライドを傷つけられ、内心怒っていたようだ。

貝沼が死んだこと当然の報いだというヨウコに佐藤は言う。

「身近な人間には誰も死んでほしくなかったな。今までは逆だったから。悲しいとかじゃない。なんか残念で。」

最後に鈴木の冷酷な横顔のコマで次回へ続く。

 

感想

貝沼に対してのファブルの気持ちがなんだか切ないですね。

普通の生活を手に入れて、殺しとは距離を置いたはずなのに自分の周りで人が死ぬ。

そういう殺し屋としての宿命のようなものが重くのしかかります。

鈴木を開放して銃まで返してしまう。

ヨウコも警戒心ゼロで酒を飲んで酔っ払っている。

改めてこの2人のヤバさが見て取れます。

家を出てドアの前でたたずむ鈴木のコマもこっちはこっちで違う切なさがあります。

何事もなかったかのように鍋の話をする2人の会話を聞いて無力感を味わったんでしょうか。

再度家に入るときにちゃんと靴を脱いで入るのがなんか切ない。

そして極めつけにヨウコに馬鹿にされ、佐藤の鍋どう?のセリフでダメージマックスになったんでしょうね。

最後の鈴木の表情は、怒りなのか、悔しさなのか、鈴木の中で何かが沸き上がってきてますね。

 

 

 

 

 

 

ザ・ファブル 112話「教わる男」あらすじ・感想

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今回のストーリー

ヨウコに銃を奪われ銃口を向けられている鈴木。

両手を挙げるようにヨウコに言われるが、「いいよ撃てよ」と余裕の鈴木。

ヨウコは銃の扱いに慣れている。射撃もかなりの腕だろうが、人を殺したことはない。

と鈴木は言う。

殺人者には殺人者だけにわかる特有のニオイ、オーラが出るらしい。

するとヨウコは

「じゃあアタシはアタシのやり方に変えなきゃ」

と、銃に装填されていたカードリッジと弾丸を取り出し、銃をテーブルの上に置いてしまった。

ヨウコが「6秒で終わる」と言った次の瞬間、鈴木が足でテーブルを下からヨウコの方へ勢いよく蹴飛ばした。

と同時に6秒のカウントが始まる。

ヨウコはいたって冷静に立ち上がり飛んでくるテーブルをあっさりと回避。

間髪入れずに鈴木は隠し持っていたナイフを持ってヨウコに襲い掛かる。

しかしヨウコの格闘術が鈴木にクリーンヒット。

鈴木は椅子に倒れこみ、気絶してしまった。

宣言通り6.51秒ですべては終了した。

 

感想

殺人者のニオイがしないというのは、本当にヨウコが人を殺したことがないからなのか、それとも鈴木のはったりなのか。

結果的にヨウコは鈴木を殺さなかったわけだから、鈴木の推理は当たっていたということでしょうか。

キリの良い5秒ではなく6秒と言ったところが、今までの経験から導き出された感じがして、ヨウコもやはりただものじゃないですね。

鈴木の鍋がふいてるというセリフから格闘が始まってヨウコが火を止めて終わる一連の流れがものすごくおしゃれでかっこいいシーンです。

結局鍋が煮詰まってしまったってゆうオチもいいですね。

それにしてもナイフを持っている鈴木に対してのヨウコの対応がやばい。

左手でナイフを掃って、右手であごに打撃、右膝で金的に攻撃。

強すぎます。

この話の続きの第113話は下の記事をどうぞ。

 

 

 

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刃牙道 第168話「不倒の想い」感想

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前回のあらすじ

花山の握力により、組み伏せられた武蔵。

決着かと思われたその瞬間、武蔵の一太刀が花山の腹を切り裂いて!?

詳しくは下の記事をどうぞ

 

 今回のストーリー

斬撃を入れた武蔵は立ち上がるが、花山は地面にうずくまったまま。

血だらけだが絶命はしていない。

武蔵曰く、花山が体にサラシを巻いていたのが功を奏したとのこと。

周りで観ている通行人も苦悶の表情を浮かべる。

その場にいる警官ですら止めに入ることはできない。

持ち前の気力で何とか立ち上がる花山。

勝負ありと見た徳川は試合を止めようとするが、新しいサラシを巻きなおした花山。

彼はまだ続ける気のようだ。

と、そこへ範馬刃牙が現れ、闘争の際にサラシを締める理由を花山に説き出す。

そして持ってきた酒をおもむろに口に含み、花山の全身に勢いよく吹きかけた。

彼なりの気合の入れ方なのであろう。

再び花山と武蔵が闘いに入る。

 

感想

花山薫を見て改めて思うのが、何でこの人刀相手に素手で戦ってんの?ということ。

武蔵のヤバさがかすむヤバさ。間違いない。

そんな花山の顔じゅうから大量の汗が流れるのを見るに、相当追い詰められています。

警察官がつぶやいた、拳銃が通じる相手じゃないというセリフ。

あり得ないのにこの2人の前ではあり得てしまう不思議。

花山の付き人が背中からのそっとサラシを出したけど、どこにあんな大きなサラシをしまってあったのか気になります。

たぶん結構重いですよアレ。

刃牙によるサラシの豆知識は非常に勉強になりました。

そのあと今度は刃牙が背中からモゾっとワイルドターキーを取り出します。

この漫画の登場人物たちはカバンを持つという概念が無いんでしょうか。

百歩譲ってサラシは何とかズボンの後ろとかにしまえたとしても、ビンの酒をしまうのは厳しいと思いますが‥‥まあその辺はご愛嬌ですかね。

そして口にふくんでぶっかけたのには何の意味があったのか。

おまじないみたいなものなのか、傷の消毒とかを兼ねているのか。

「ぶっかけるより飲みたかった」という花山のつっこみ?にはクスっときました。

 

 


 

 

ザ・ファブル第132話「その後の男‥‥。」感想

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前回までのあらすじ

ファブル暗殺計画を実行した怪悪党・宇津帆(うつぼ)からヒナコを救出したファブルは、宇津帆の死を見届け、宇津帆を葬った殺し屋・鈴木に、ヒナコを社会に戻すよう依頼するのだった。

そして長かった殺しの夜が明けて‥‥。

 今回のストーリー

ひと騒動終えて帰宅した佐藤(ファブル)、洋子、黒塩(クロ)。

ファブルの背中に残った手りゅう弾の破片を摘出する洋子。

崖に落とした真黒組のレクサスを俺が買い取るとクロに提案するファブル。

クロが若頭・海老原剛士に電話でお伺いを立てると、借りがあるから佐藤にただでくれてやれとのこと。

そして佐藤はクリスマスの絵を仕上げるため仕事場オクトパスへ向かった。

佐藤が描き上げた絵を高評価する社長。

佐藤が描いたのはサンタクロースと、プレゼントをもらって車いすから立ち上がって喜んでいる女の子の絵だった。

そこへ一本の電話が。

太平警察から、貝沼が水死体で見つかったとの連絡だった。

崖からの転落死であろうとのこと。

街ではクロちゃんに声をかける人物が。

振り返るとそこには鈴木の姿があった。

 

感想

背中の傷を縫ったほうが良いと言われているのに俺の血ですぐ固まるから消毒液かけてでかい絆創膏貼っといてというファブルさすがです。

俺の免疫力はプロという謎の名言まで飛び出しました。

車のシートに残った血の痕跡を気にするあたりはやはり殺し屋。

若頭が電話しながら昆布で出汁をとってるのはなんか笑いました。

ひとり鍋なのか、仲間で鍋をするのか、気になります。

傷を負いながらもクリスマスの絵を仕上げに行くファブルはクロちゃんの言う通りシブイッス。

サンタと車いすの女の子の絵を描くあたりもシブイッス。

貝沼もキモいやつだったけど、いざいなくなると切ないですね。

 

 今回の続きの133話の感想はこちらをどうぞ

 


 

 

 

 

 

 

 

 

花山薫のアイアンクロー炸裂 刃牙道 第167話 「義と剣」感想

         刃牙道 1 (少年チャンピオン・コミックス)

週刊少年チャンピオン2017年35号、板垣恵介さんの刃牙道第167話「義と剣」の感想です。

前回までのあらすじ

幾度となく侠客立ちを斬られるも、「痛い」と言えるその花山の武力を讃える武蔵。

しかし、その油断が隙を生んだ。

花山との手四つ。

現在最強の握力に、武蔵の顔面が掴まれて‥‥!?

今回のストーリー

 プロレス技、アイアンクローで宮本武蔵の顔面をつぶしにかかる花山薫。

そのまま力ずくで地面に押し倒す。

されるがまま、成す術なく押さえつけられる武蔵。

花山の圧倒的な膂力(りょりょく)に感心してしまう始末。

誰もがこのまま花山の勝ちか、と思った次の瞬間、爆薬が爆発。

そしてすかさず刀で花山のわき腹を斬る。

武蔵の顔から手を放す花山。

これで決着なのか……!?

 

感想

まず、カラー見開きの花山の絵がかっこいいですね。

3号連続カラーらしいです。

血だらけの手でアイアンクロー、ヤバすぎます。

徳川さんも「アイアンクローかいッッ」って言っちゃうくらいですから。

そして唐突に入るアイアンクローの解説。

皮膚に食い込み流れる血をインチキ呼ばわり。

そして自衛官時代の先輩のパワハラ話。

この一連の作者の解説はおもわず笑っちゃいました。

武蔵が許容できないと言っていますが、このアイアンクローは武蔵の武士道に反していたということなんですかね。

でも武蔵が使った爆薬はオッケーなの!?

そりゃ徳川さんも「爆薬かい!!!」って言いますよね。

とゆうか爆薬使ったの武蔵で合ってますよね?

花山が仕込んでたのかな?

詳しい描写が無かったので‥‥。

まあいずれにせよ次回が気になる終わり方です。

 

 

 

 

 

 

 

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おすすめ海外ドラマ オールタイムベストランキング

         ニューズウィーク日本版ペーパーバックス 海外ドラマTHE BEST

海外ドラマ最高ですよね。

ぼくは海外ドラマが大好きで、暇があれば観ています。

今まで人生で観てきた海外ドラマをランキング形式にして、オールタイムベストとして発表します。

ここに載っているものは全ておすすめです。

 

10位 HEROES ヒーローズ 

出演

マイロ・ヴィンティミリア、マシ・オカ、ヘイデン・パネッティーア、ジャック・コールマン、ザッカリー・クイント

あらすじ

愛情深く温和な青年看護師ピーター。その兄で議員候補のネイサン。テキサスのチアリーダー、クレア。東京のサラリーマン、ヒロ。LAの警官、マット。ラスベガスのシングルマザー、ニキ。マンハッタンに住むアーティスト、アイザック。

世界各地で、年齢も国籍も境遇も異なる“彼ら”は、ある日突然特殊能力に目覚める。

エンパス、時空間移動、空中浮遊、再生能力、テレパシー・・・。

やがてニューヨークで起こる核爆発。それを止めることが彼らの使命なのだ。スーパードラマ!TV公式サイトより

感想

X-MENのように特殊能力者を描いたドラマです。

一人一人の能力が上手くストーリーに絡んでいて、脚本が良く出来ています。

シーズン4のものすごく中途半端なところで打ち切られたのが残念です。

 

 

9位 レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー

出演

リーヴ・シュレイバー、ポーラ・マルコムソン、エディ・マーサン、ダッシュ・マイホック、キャサリン・メーニッヒ、スティーヴン・バウアー、プーチ・ホール、ケリス・ドーシー、デヴォン・バグビー、ジョン・ヴォイト

あらすじ

レイ・ドノヴァンは、ハリウッドのセレブたちのトラブルを解決する敏腕フィクサー。

スターの女性問題、人気俳優のゲイ疑惑、大物映画プロデューサーの愛人の監視など、持ち込まれる問題は様々。
そんな折、20年ぶりに父ミッキーが仮釈放で出所し、レイは警戒心を露わにする。

実はレイの恩人でプロデューサーのエズラ、弁護士のリー、そしてレイ本人は、過去にミッキーが受けた有罪判決に大きく関わっていたのだ……。 

感想

ゲームソフトの「グランドセフトオート」を実写化したような世界観です。

裏社会の日常を描いていて、派手な事件も起こるけど、些細な家族問題など、しょうもないことも描かれます。

そして、全体に流れる空気感がおしゃれ。

ハードボイルドな雰囲気が漂っていて、登場人物、ストーリーもカッコいい。

 

8位 ザ・フォロイング

出演

ケヴィン・ベーコン、ジェームズ・ピュアフォイ、ショーン・アシュモア

あらすじ

大学教授で作家でもあるジョー・キャロルは、14人の女子大生を惨殺した猟奇的な殺人鬼でありながら、カリスマ性を兼ね備える男。

天才捜査官ライアン・ハーディによって逮捕され、死刑を言い渡されるが…。

キャロルは獄中にいながら自分のファンを洗脳し、殺人鬼へと変え、獄中から恐ろしい“計画”を実行しようとする。

いったい誰が信奉者なのか、誰を信じていいのか。

ライアンは暗中模索で捜査するが、キャロルが仕掛ける猟奇的な殺人事件は次から次へと連鎖し、ライアンの大切な人たちをも巻き込んでいく!! AXN公式サイトより

感想

次から次に人が死にまくるサイコスリラーサスペンスです。

ジェットコースタームービー、ドラマが好きな人は絶対に見るべし。

24のジャック・バウワー ばりに魅力ある主人公です。

 

7位 ゲーム・オブ・スローンズ

出演者

ピーター・ディンクレイジ、エミリア・クラーク、キット・ハリントン、レナ・ヘディ、ニコライ・コスター・ワルドー

あらすじ

架空の王国を舞台に複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを映画並みのスケールで描き、世界を釘付けにしているスペクタクル巨編。

米国のケーブル局HBO(R)が1話につき製作費約600万ドルを投じ、全世界で6,000万部を超えるジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」の世界観を、想像をはるかに超える規模で映像化した大ヒットシリーズ。スターチャンネルより

感想

とにかく世界観がすごいです。

ロードオブ・ザ・リング的な細部まで作りこまれたファンタジー世界は必見です。

ストーリーももちろん良く出来ていて、色々な軍団、人物が登場し、厚みのある物語を作り上げています。

 

6位 シカゴファイア

出演

ジェシー・スペンサー、テイラー・キニー、モニカ・レイモンド、イーモン・ウォーカー、チャーリー・バーネット、ローレン・ジャーマン、デヴィッド・エイゲンバーグ

あらすじ

シカゴを舞台に、命がけで命を守る、熱き男たちの活躍を描くヒューマン・ドラマ。
シカゴ消防局51分署に所属する救助第3小隊の小隊長セブライドと、はしご第81小隊の小隊長ケイシーを中心に物語は繰り広げられる。

同僚の死を目の当たりにし、その責任から対立しあう2人だが、いざ現場となれば一転、信頼し合い救助へ向かう。AXN公式サイトより

感想

火災のシーンの迫力、消火、救助のシーンの緊迫感がすごい。

アクションシーンだけではなく人間ドラマも面白いです。

基本1話完結型のドラマですが、登場人物1人1人が抱える問題などがサブストーリーとして常に付いて回り、それもこのドラマの魅力となっています。

 

5位 HOMELAND ホームランド

出演

クレア・デインズ、ダミアン・ルイス、マンディ・パティンキン、モリーナ・バッカリン

あらすじ

イラク赴任中に行方不明となっていたアメリカ海兵隊の軍曹ニコラス・ブロディが、8年ぶりに英雄として帰還を果たす。

だが1人のCIAエージェント、キャリー・マティソンだけがある情報から彼がアルカイダに捕虜として捕らわれている間、洗脳されてテロリストに寝返った人物だと確信する。

不可思議な言動を繰り返すブロディと、彼の正体を暴くことに異常な執念を燃やすキャリー。

果たして、ブロディは世間の目を欺く国家の脅威なのか…!?

感想

テロリストとの戦いを重厚なストーリーで描いています。

アメリカ側の視点だけではなく、テロリスト側の動機や、背景もきちんと描いていて新しい。

物語が面白いのはもちろん、時事問題なども絡め、現代社会への問題提起にもなっています。

 

4位 プリズンブレイク

出演

ウェントワース・ミラー、ドミニク・パーセル、ロビン・タネイ、サラ・ウェイン・キャリーズ

あらすじ

マイケルは何不自由なく暮らす優秀な建築設計士。

しかしある日、兄のリンカーンが副大統領の兄弟殺しの罪で逮捕され、死刑判決を受けたことから人生が一変する。

感想 

ハラハラどきどきの連続で、常に緊張感が漂っている脱獄ドラマです。

ファーストシーズンは最高におもしろい。

ですが正直言うと、セカンドシーズン以降は蛇足感が否めない。

もちろん一定の面白さは保たれています。

第1シーズンがおもしろすぎるので、あくまでそれと比べてしまうとちょっと落ちるかなと。

何といっても登場人物のキャラクターが良いので、トータルで見てとても好きな作品です。

 

3位 ウォーキングデッド

出演

アンドリュー・リンカーン、ノーマン・リーダス、スティーブン・ユァン、チャンドラー・リッグス

あらすじ

原作はアメリカン・コミックのベストセラー“The Walking Dead”、監督は「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン。

ゾンビがはびこる黙示録的なアメリカを舞台に、昏睡から目覚めた後、家族を探す警察官リック・グリムに率いられた生存者たちが、安住の地を求めてサバイバルしていく姿を描く。

感想

ホラーやアクションよりもゾンビの世界で繰り広げられる人間ドラマに重きが置かれています。

登場人物が多いですが、それが複雑な人間関係、ドラマを生むのに功を奏しています。

このドラマを観ていると、ゾンビよりも人間の方が怖いのでは?

と思ってしまいます。

 

2位 24 -TWENTY FOUR-

主演 

キーファー・サザーランド

あらすじ

CTUロス支局チーフ、ジャック・バウアーに非常召集がかかった。

大統領候補のパーマー上院議員の暗殺計画が発覚したのだ。

山場は大統領予備選の今日、24時間。

物語の進行と現実の時間進行が同じ速度で進むリアルタイムなストーリー展開で、全話見ると丸1日の出来事を目撃することになる。

大統領候補暗殺計画をタテ軸に、旅客機爆破、誘拐、殺人、機密漏洩など様々な事件が同時多発的に発生、複雑に絡み合う24時間待ったなしのノンストップ・エンターテイメント!

感想 

日本で海外ドラマブームを巻き起こしたパイオニア的な作品です。

スリル満点の展開、リアルタイムで時間が進行し、24話で24時間を描くなど、今見ても斬新なアイデア満載のドラマです。

吹き替えのインパクトが大きく、それも大ヒットを後押ししましたね。

主役が交代し、リセットされた続編、24レガシーも始まりました。

面白いことは面白いですが、やはりジャック・バウアーには及びませんでした。

あのハチャメチャなジャックというキャラクターあってこその24だと思います。

 

1位 ブレイキングバッド

 出演

ブライアン・クランストン, アンナ・ガン, アーロン・ポール

あらすじ

ベテランプロデューサー、ヴィンス・ギリガンとマーク・ジョンソンの制作によるドラマ。

主人公のウォルターは冴えない高校の化学教師だが、自身が末期がんに冒されていることを知った後、新しい人生に目覚める。

かつては成功を嘱望される化学者だったウォルターだが、今はやる気のない高校生に授業を行うかたわら、洗車のアルバイトをして家計を助ける身。

妻のスカイラーは、eBayでの売買でほどほどの稼ぎを得ていた。

息子のウォルター・ジュニアは17才。

意志の強い若者だったが、脳性まひに苦しんでいた。

家族に残せるものがほとんどないことに気がついたウォルターは、新しい人生の目的に目覚め、愛する家族に財産を残すため犯罪に手を染めていく。

感想

たいしてイケメンでもないおじさん教師とDQN生徒が悪さをするドラマです。

あり得ない設定や展開も多々あるのに、妙にリアリティがあって、物語にぐっと引き込まれていきます。

基本的にアメリカのドラマは、日本の漫画の週刊連載のようなもので、人気があれば続き、なくなれば打ち切られる、という仕組みで成り立っています。

そのため、長く続いたシリーズでも、終わり方がイマイチで尻すぼみ、なんてこともあるのですが、この作品は5シーズンの長きにわたり放送されながら、最後は綺麗な終わり方をしています。

犯罪ドラマですが、主人公たちに感情移入をしてしまい、最終話はそれまでの色々な物語が思い出され、なんだか切ない気持ちになりました。

見始めたら止まらない、完成度も抜群の最高のドラマです。

 

2019年版 おすすめの面白い小説オールタイムベストランキング

ぼくは本が好きで、年間100冊近く読みます。

小説、ノンフィクションなど文芸書から新書、ビジネス書まで何でも読みます。

この記事では、ぼくの人生で今まで読んできた小説の中から、特におすすめの作品をランキング形式で紹介したいと思います。

小説を読みたいけど、何を読んだらいいか分からない人は、是非この中から選んでみてください。

ランキングは、随時更新していきます。

 

30位 想像ラジオ いとうせいこう

あらすじ

深夜二時四十六分。海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるという、ラジオ番組のオンエアを始めたDJアーク。その理由は―東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出しベストセラーとなった著者代表作。

いとうせいこうとは何者なのか。

そう思ってる人も多いと思います。

マルチタレントという言葉がこれほど似合う人もいないんじゃないでしょうか。

ラップ、文筆、お笑い、演劇など ほんとに多才だなと。

この本は、物語を通して生と死について気づきを与えてくれる作品です。

他にも、小説ではありませんが、みうらじゅんさんとの共著「見仏記」もおもしろいです。

 

29位 流星ワゴン 重松清

あらすじ

永田一雄は死んじゃってもいいかな、と思っていた。

仕事はリストラ・妻からは離婚・子供は受験失敗で引きこもり。地元で入院している父親を見舞に行った時に貰える交通費の余りで何とか暮らしている有様。その父親も癌でいつ死ぬかも分からない。父親の見舞帰りに駅で酒を飲んで酔っ払っていると、ロータリーに1台の車が停まっている事に気が付く。その車には5年前、偶然見た新聞の交通事故の記事で死亡が報じられた橋本親子が乗っていた。言われるがままにその車に乗り込む一雄。そしてその車は一雄を、人生の分岐点へと連れ戻す。

降り立ったのは、仕事の途中で妻を見かけた日。他人の空似だろうと仕事に戻ろうとした所に、一人の男が目の前に現れた。一雄はその男の事を、よく知っていた。

その男は今の自分と同い年、38歳の時の父親だったのだ。ウィキペディアより

 話のテンポがよくスラスラ読めます。

心をえぐられますね。

正直言って泣けます。

人間ドラマが非常に素晴らしい作品です。

他に「ビタミンF」「その日のまえに」などもとても良い作品です。

 

28位 夜間飛行 サン・テグジュペリ

あらすじ

20世紀初頭の郵便飛行に携わる者は、「自分達が歴史を作る」という信念と誇りを持っていた! 

南米大陸で、夜間郵便飛行という新事業に挑んだ男たち。

ある夜、パタゴニア便を激しい嵐が襲う。

生死の狭間で懸命に飛び続けるパイロットと、地上で司令に当たる冷徹にして不屈の社長の運命は――命を賭して任務を遂行しようとする者の孤高の姿と美しい風景を、自身も飛行士だった作家が詩情豊かに描く航空小説の傑作。

「星の王子さま」が有名なフランス人作家による小説。

自身がパイロットだったこともあり、その経験が生かされています。

さらっと読めてしまうのに、熱くなったり、感動したり、心揺さぶられる情熱の詰まった作品です。 

 

27位 成功者K 羽田圭介

あらすじ

芥川賞受賞後、TV出演190本。
すべてはこの作品のためだった。
これは実話かフィクションか!?
芥川賞を受賞したKは、いきなりTVに出まくり寄ってくるファンや友人女性と次々性交する。
突如人生が変わってしまったKの運命は?Amazonより

ピースの又吉直樹さんの「火花」と同時に「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞受賞を受賞したことで、逆に注目され、テレビ番組にもバンバン出演した羽田さん。

一躍時代の寵児となった自分を主人公に投影した作品です。

こういう作者自身の半自伝的な手法は、太宰治や夏目漱石など昔の文豪の作品っぽいなと読んでいて思いました。

どこまでが現実でどこからが虚構なのか、そういう見方でも楽しめます。

フィクションのふりをして自虐、皮肉、批判等をうまく物語の中に仕込んでいるあたりもただ者じゃないですね。

 

26位 旅のラゴス 筒井康隆

あらすじ

北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。bookデータベースより

日本のSFの歴史に燦然と輝く大傑作「時をかける少女」ももちろん好きですが、この作品も好きです。

なんだか冒険心を駆り立てられる、ロマンが詰まっています。

やはり文章がうまくて、筒井ワールドへ引き込まれていきます。

 

25位 ハゴロモ よしもとばなな

あらすじ

失恋の痛みと、都会の疲れをいやすべく、ふるさとに舞い戻ったほたる。

大きな川の流れるその町で、これまでに失ったもの、忘れていた大切な何かを、彼女は取り戻せるだろうか…。

赤いダウンジャケットの青年との出会い。冷えた手をあたためた小さな手袋。

人と人との不思議な縁にみちびかれ、次第によみがえる記憶―。ほっこりと、ふわりと言葉にくるまれる魔法のような物語。BOOKデータベースより

 吉本ばななさんの小説は美しいなといつも思います。

文章や文体もそうだし、ストーリー、登場人物からも美しいという印象を受けます。

この作品も、読んでいるうちに自然と琴線に触れる描写、場面と出会います。

「キッチン」「TUGUMIつぐみ」などもとても素敵な作品です。

 

24位 髑髏の檻 ジャック・カーリー

あらすじ

刑事カーソンが休暇で赴いたケンタッキーの山中で連続殺人が。

犯人はネット上の宝探しサイトで犯行を告知し、死体はどれも奇怪な装飾を施されていた。

捜査に巻き込まれたカーソンの前に現れたのは、実の兄にして逃走中の連続殺人鬼ジェレミー。

ディーヴァーばりのスリルとサプライズで人気のシリーズ第6弾。BOOKデータベース

 アメリカの作家によるミステリー小説。

今作は、本格ミステリベスト10、このミステリーがすごい、などに選出されています。

続き物の作品ですが、この作品単体で読んでも問題なく面白いです。

読んでいてワクワクしますね。

ストーリーはもちろんのこと、キャラクターも良く、会話劇としても楽しいです。

意外な展開、伏線などもよく出来てます。

海外ドラマを観ているような感覚で読み進められる作品です。

同じ著者の作品では他に、百番目の男、デス・コレクターズ、ブラッド・ブラザーなどもおすすめです。

 

23位 コンビニ人間 村田沙耶香

あらすじ

36歳未婚女性、古倉恵子。

大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。

日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。

「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。BOOKデータベースより

芥川賞受賞のこの作品。

コンビニという身近にある場所を舞台に、人間の良い部分、悪い部分、ひいては日本社会の良い部分、嫌な部分を、ときにおもしろく、ときにダークに描いた作品です。

作中の人間模様に引き込まれていきます。

 

22位 一九八四年 ジョージ・オーウェル

あらすじ

“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。

ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。

彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。

ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。

二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。bookデータベースより

ディストピア小説などと呼ばれ、トランプ大統領時代に改めて注目が集まったこの作品。

その思想性などに注目されますが、純粋に小説として完成度が高い。

設定、ストーリーが良く出来ていて楽しいし、古臭さを感じません。

こ1984年が有名ですが、他に「動物農場」という作品もおもしろいですよ。

 

21位 夜のピクニック 恩田陸

あらすじ

全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。

3年生の甲田貴子は、最後の歩行祭、1年に1度の特別なこの日に、自分の中で賭けをした。

それは、クラスメイトの西脇融に声を掛けるということ。貴子は、恋心とは違うある理由から西脇を意識していたが、一度も話をしたことがなかった。

しかし、ふたりの不自然な様子をクラスメイトは誤解して…。ウィキペディアより

たくさんある恩田さんの作品の中でもこの作品が好きです。

青春を感じられる爽やかな作品であり、細やかな言葉のチョイス、情景描写も素晴らしい作品です。

「ドミノ」「蜜蜂と遠雷」あたりもお勧めです。

 

20位 サラバ! 西加奈子

あらすじ

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。BOOKデータベースより

じっくりと集中して文学の世界に入り込みたい人におすすめの小説です。

丁寧にしっかりと作品世界を描写していき、そこで暮らす人々に命を吹き込んでいく。

物語の後半に行く頃には、この世界にどっぷりと浸かって、深く感情移入していることでしょう。 

 

19位 Another 綾辻行人

あらすじ

1998年、春。

父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。

彼は、クラスメイトで不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれる。

だがクラスメイトの反応から、彼女は恒一には見えて、他のクラスメイトには見えていないのでは無いかと感じる。

そんなある日、あるクラスメイトが凄惨な死を遂げ、3年3組が直面している現実を知らされるのであった。ウィキペディアより

 日本の推理作家といえばこの人でしょう。

「十角館の殺人」に代表される館シリーズなど、数々の名作を書き続けています。

この作品は、ミステリーにホラー、ファンタジー要素が追加され、いつもの綾辻さんの作風とは少し趣が異なります。

しかし、もちろん綾辻節は健在で、話運び、トリック、推理など、さすがの一言。

ちなみにアニメ化もされています。

 

18位 タイムマシン H・G・ウェルズ

あらすじ

主人公は、単純に「時間旅行者」(又は「タイム・トラベラー」 The Time Traveller)と名付けられた科学者である。

友人達の前で理論を唱えた上で小型の模型を使って、時間旅行者は時間が第4の次元であり、適切な装置はこの第4の次元の中で移動できることを実演して見せ、自分自身を運搬可能な大型の時間移動装置を完成させる。

その後に、彼は自分を実験台にしてすぐさま未来への旅行に出発する。 ウィキペディアより

イギリスの小説家、ウェルズの名作です。

SFの基礎を作ったともいわれている人物です。

タイムマシンと聞くだけでワクワクしますね。

19世紀に発表された本作ですが、古臭さは無く、 その発想力には感心してしまいます。

他にも、「宇宙戦争」、「透明人間」などSFの名作をのこしています。

 

17位 獣たちの庭園 ジェフリー・ディーヴァー

あらすじ

1936年、オリンピック開催に沸くベルリン。

アメリカ選手団に混じって、ナチス高官暗殺の使命を帯びた一人の殺し屋がニューヨークから潜入するが、現地工作員と落ち合う際に誤って人を殺し、警察に追われる身となる。

暗殺を果たし、無事に国外逃亡できるか…。

「どんでん返し職人」ディーヴァーが初めて挑んだ歴史サスペンス。

ベストセラー連発作家、ジェフリー・ディーヴァーの小説。

歴史の知識が無くても十分面白く読めます。

600ページ超えの大ボリュームですが、ぐいぐい引き込まれて、スラスラ読めちゃいます。

おそらく資料等をかなり調べたのでしょう。

当時の空気感、細部の記述など、非常にリアリティがあります。

そこにフィクションをうまく融合することに成功しています。

この作家は、ボーン・コレクター、ウォッチメイカー、シャドウ・ストーカーなど、面白い作品ばかりです。

 

16位 悪人 吉田修一

あらすじ

保険外交員女性・石橋佳乃が土木作業員・清水祐一に殺された。清水は別の女性・馬込光代を連れ、逃避行をする。

なぜ、事件が起きたのか?事件当初、容疑者は裕福な大学生・増尾圭吾だったが、拘束された増尾の供述と新たな証言者から、容疑の焦点は清水に絞られる事になる。wikipediaより

 吉田修一さんの代表作。

妻夫木聡さん、深津絵里さん主演で映画にもなりました。

善と悪の感情の機微を描き、心理描写が巧みで、この作品をぐっと面白くしています。

悪い人間かもしれないが、どこか感情移入してしまう部分もあったり、魅力的な人物が出てきます。

他にも「横道世之介」「パレード」などもおもしろいです。

 

15位 村上海賊の娘 和田竜

あらすじ

主人公・景(きょう)、戦国時代に瀬戸内海を席巻した村上水軍の当主・村上武吉の娘である。景は、軍船に乗り瀬戸内の海で狼藉を働く者を成敗したり、男勝りの活躍をする。ある日、毛利家から信長に追い詰められ窮地に陥った本願寺を救うため、物資を輸送してほしいという依頼が来る。村上水軍は毛利方に加勢することを決め、景も戦いに身を投じていく。ウィキペディアより

この作者は歴史をエンターテインメントに昇華するのがうまい。 

「のぼうの城」でもそうだったが、日本史の中ではマイナーな人物を取り上げ、丁寧にキャラクターを描いています。

この作品も、漫画のようなストーリー展開で面白いです。(実際に漫画化もされています)

 

14位 楽園のカンヴァス 原田マハ

あらすじ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは―。山本周五郎賞受賞作。bookデータベースより

色々な美術館に勤めてきた作者の原田さんが、その確かな知識を落とし込み、壮大な物語を作り上げています。

著者のアート好きがひしひしと伝わってきて、自分もアートに詳しくなりたいと思わされる作品です。

美術を題材としてここまで面白いストーリーを構築したのはすごいです。

ミステリー要素も秀逸です。

「暗幕のゲルニカ」もおすすめです。

 

13位 掏摸スリ 中村文則

あらすじ

東京を仕事場にする天才スリ師。

ある日、彼は「最悪」の男と再会する。

男の名は木崎、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。

木崎は彼に、こう囁いた。

「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」

――運命とはなにか、他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは……。

その男、悪を超えた悪――絶対悪VS天才スリ師の戦いが、いま、始まる!!

芥川賞など数々の受賞歴があり、教団Xの大ヒットも記憶に新しい中村文則さんのノワール小説。

この作品は大江健三郎賞を受賞しています。

緊張感があり、ハラハラどきどきの展開が最高です。

善とは何か、悪とは何か、その2つは表裏一体で微妙なバランスのもと成り立っているのかもしれません。

エンタメ作品としても面白いですが、一見暗い作品のようで、光が垣間見れる部分も多々あり、色々と考えさせられる作品です。

他に、悪と仮面のルール、土の中の子供などもおすすめです。

 

12位 カラスの親指 by ruleof CROW's thumb 道尾秀介

あらすじ

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。

ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。

やがて同居人は増え、5人と1匹に。

「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。

各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?

息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。

「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。

第62回日本推理作家協会賞受賞作。BOOKデータベースより

ベストセラー連発の道尾秀介さんのこの作品。

阿部寛さん主演の映画の原作です。

原作自体がすでに映画のようなシーンの連発です。

とにかくストーリーが良く出来ています。

無駄な場面がなく、最初から最後まで面白い。

トリック、仕掛けもよく考えられていてすごい作品です。

 

11位 満願 米澤穂信

あらすじ

人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは―。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、ミステリ短篇集の新たな傑作誕生。BOOKデータベースより 

あらゆるミステリーランキング常連の作家によるこの作品。

ミステリーで何かおもしろいやつ教えて、と言われたらとりあえずこれを進めとけ、というぐらい面白いです。

他にも米澤さんは「インシテミル」「王とサーカス」などなど傑作ぞろいです。

 

10位 死のドレスを花婿に ピエール・ルメートル

あらすじ

『その女アレックス』の原点となる恐怖のイヤミス。

ソフィーの目の前に転がる男児の無残な死体。

ああ、私はついに人を殺してしまった。

幸福だった彼女の破滅が始まったのは数年前。

記憶にない奇行を繰り返し、彼女はおぞましい汚名を着て、底辺に転落したのだ…。

狂気に駆られて逃亡するソフィー。

聡明だった彼女はなぜ全てを失ったのか。悪夢の果てに明らかになる戦慄の悪意とは。

驚愕の傑作。アマゾン内容紹介より

 フランスの推理作家によるこの作品。

「その女アレックス」は日本でも大ヒットし、そちらもかなり面白いですが、こちらも素晴らしい小説です。

サスペンス、ミステリー系が好きなら間違いなく読むべき作品です。

 

9位 アフターダーク 村上春樹

あらすじ

時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。

フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。

そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。ブックデータベースより

今、日本で一番ノーベル文学賞に近い男、村上春樹さん。

世界中でベストセラー連発の彼の作品の中で、僕はこれが一番好きです。

なんか村上春樹っぽくないんですよね。

いや、たしかに村上春樹らしさは随所に出ているんですが、他の作品とは雰囲気が違うというか。

一夜の出来事を俯瞰したカメラで切り取って見せる。

実際に自分がその映像を見ているかのような気にさせてくれます。

「海辺のカフカ」「騎士団長殺し」なども好きです。 

 

 8位 ドグラ・マグラ 夢野久作

あらすじ

大正15年頃、九州帝国大学医学部精神病科の独房に閉じ込められた、記憶喪失中の若き精神病患者の物語(と思われる)であり、「私」という一人称で語られていく。

彼は過去に発生した複数の事件と何らかの関わりを有しており、物語が進むにつれて、謎に包まれた一連の事件の真犯人・動機・犯行手口などが次第に明かされていく。wikipediaより

とにかく奇妙で不気味な小説。

タイトルも意味不明。

しかし、それがイイ。

日本探偵小説の三大奇書と言われている問題作です。(残り2つは小栗虫太郎「黒死館殺人事件」、中井英夫「虚無への供物」)

説明ができないほど不思議な世界観です。

明治生まれの作家でこういうセンスの人がいるのかと良い意味で驚きました。

明らかに万人向けの小説ではありませんが、読んだことがない人はとりあえず読んでみてほしいです。

気に入ったら「瓶詰の地獄」、「少女地獄」という作品も是非。

 

7位 キャプテンサンダーボルト 阿部和重 伊坂幸太郎

あらすじ

人生に大逆転はあるのか?
小学生のとき、同じ野球チームだった二人の男。
二十代後半で再会し、一攫千金のチャンスにめぐり合った彼らは、それぞれの人生を賭けて、世界を揺るがす危険な謎に迫っていく。
東京大空襲の夜、東北の蔵王に墜落したB29と、公開中止になった幻の映画。

そして、迫りくる冷酷非情な破壊者。
すべての謎に答えが出たとき、動き始めたものとは―
現代を代表する人気作家ふたりが、自らの持てる着想、技術をすべて詰め込んだエンターテイメント大作。

 「グランド・フィナーレ」で芥川龍之介賞を受賞された阿部和重さんと、「ゴールデンスランバー」などの著作でおなじみの伊坂幸太郎さんの合作です。

お互いが良さを引き立てあって化学反応が起きたのでしょう。

すごく楽しい作品になっています。

エンタメに振り切っているので、難しいことを考えずに面白い話が読みたいという人にはとくにおすすめです。

かなり読みやすく、漫画を読んでいるかのようにページをめくる手が進む小説です。

 

6位 桐島、部活やめるってよ 朝井リョウ

あらすじ

男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめることをきっかけに、同級生5人の日常に些細な変化が起こる。

本作は5編からなるオムニバス形式によっており、全体的なストーリーの起伏よりも、各登場人物の心理を描くことに作品の主眼がある。

各登場人物はそれぞれ悩みを抱えており、またそれを隠したまま互いに表面的に交わり、出来事が進む。

朝井リョウさんのデビュー作です。

学校、学生生活、スクールカースト、などなど思わずあるあると思いながら読み進めてしまいます。

短編で1つの謎を解き明かしていく構成が良く出来ていておもしろいです。

吉田大八監督により映画化もされていて、こちらもまた最高。

「何者」 、「武道館」などなど面白い作品を書かれています。

 

5位 夜は短し歩けよ乙女

あらすじ

後輩である少女に恋をしている「私」は、彼女という城の外堀を埋めるべく日々彼女を追い掛け、なるべくその目に留まろうとしている。

しかしその彼女はなかなか「私」の想いに気づいてくれない。

2人は奇妙な人物に出会い、奇抜な事件に巻き込まれてしまう。恋愛ファンタジー。

累計100万部以上売り上げているこの作品。

アニメ映画にもなり、星野源さんやロバート秋山さんなどが声優を務めたことでも話題になりました。

京都が舞台で、幻想的でファンタジーな雰囲気がなんだかとても良い。

独特な文体、会話劇が楽しく、ハマるとクセになります。

森見さんが好きなら「四畳半神話大系」、「有頂天家族」なども読んでみてください。

  

4位 待望の短篇は忘却の彼方に 中原昌也

あらすじ

あまりにも凶暴、あまりにも理不尽、しかし圧倒的に純粋―足を踏み入れたら決して抜けだせない、狂気と快楽にまみれた世界を体感せよ。

奇才・中原昌也が「世界」への絶対的な「憎悪」と「愛」を込めて描き出した、極上にして待望の小説集

中原さんの小説は、正直に言って全く万人向けではありません。

しかしどハマりする人は ハマると思います。

ぼくも初めて読んだときにやられました。

こういう人が後世に残っていくんじゃなかろうか、というくらい怪作を連発されています。

 

3位 ミザリー スティーヴン・キング

あらすじ

女性主人公の人生を描く『ミザリー』シリーズで有名なベストセラー作家ポール・シェルダンは、『ミザリー』シリーズにピリオドを打ち、新たな小説『高速自動車』の原稿を手に、西を目指し車を走らせていた。途中雪嵐に見舞われ、誤って崖から転落し重傷を負った彼は、通りがかった元看護師のアニー・ウィルクスに救出され、人里離れた彼女の家で治療を受ける。

『ミザリー』の熱狂的ファンであるアニーは、発売されたばかりのミザリーシリーズの最終巻『ミザリーの子供』の結末に納得せず、新作小説を破棄した上で続編を書き下ろすことを彼に強要する。大雪で半ば隔離され、ケガで身動きの取れない閉鎖的な状況の中、アニーの異常性が徐々に露わになる。ウィキペディアより

世界中で大人気、これまで数々の作品が映画化されてきたヒットメーカー、S・キングのホラー作品。

臨場感、恐怖感、痛々しくグロい描写、などなど文字だけでここまで怖さを演出するテクニックがすごいです。

度を越したサイコパスなキャラがこの作品をおもしろくしています。

他にもシャイニング、ザ・スタンド、アンダー・ザ・ドームなどの作品もお勧めです。

 

2位 トータル・リコール フィリップ・K・ディック

あらすじ

夜ごと火星に行く夢を見ていたクウェールは、念願の火星旅行を実現しようと、リコール社を訪れるが……。

現実と非現実の境界を描いた映画化原作「トータル・リコール」、犯罪予知が可能になった未来を描いたサスペンス「マイノリティ・リポート」(スピルバーグ映画化原作)をはじめ、1953年発表の本邦初訳作「ミスター・スペースシップ」に、「非(ナル)O」「フード・メーカー」の短篇集初収録作ほか、全10篇を収録した傑作選。

アーノルド・シュワルツェネガー主演の同名の映画の原作です。

この映画が大好きで、後から原作も読んだんですが、最高でした。

トム・クルーズの映画「マイノリティ・リポート」の原作も収録されています。

ディックの本はかなり読み漁りました。

リドリー・スコット監督の名作「ブレードランナー」の基になった「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」や、「高い城の男」など、どの作品もオススメです。

 

1位 ノックの音が 星新一

あらすじ

ノックの音とともに、二日酔いの男の部屋にあらわれた見知らぬ美女。

親しげにふるまう彼女の正体は? 

いったい、だれのところへ、どんな人が訪れてきたのか。その目的は。

これから部屋の中で、どんなことがおこるのか……。

サスペンス、スリラーからコメディーまで、「ノックの音」から始まる様々な事件。意外性あふれるアイデアと洒落たセンスで描く15のショートショート。

短編小説の名手、星新一さん。

なかでも一番好きなのは、この作品。

全ての話が、ノックの音から始まり、あらゆる物語が展開されます。

星新一を読んだことない人は今すぐ読んでください。

「ボッコちゃん」「きまぐれロボット」などなど、彼の作品は何を読んでも面白いです。

 

 こちらの記事もおすすめです。

 

 

 


 

将棋ブーム到来!初心者から玄人までおすすめの将棋漫画をランキング形式で紹介

   将棋アプリ 将皇

藤井聡太さんの29連勝という大記録達成で大盛り上がりの将棋界。

こんなに盛り上がってるのは羽生さんが出てきた頃以来じゃないですかね。

今後もますます注目ですね。

今回はそんな将棋を題材にした漫画のベスト10を紹介したいと思います。

ちなみに将棋に詳しくなくても楽しめる漫画ばかりなので、将棋好きな方はもちろん、将棋素人、将棋には興味ないという人も是非読んでみてください。

 

10位 将棋の渡辺くん  伊奈めぐみ

        将棋の渡辺くん(1) (週刊少年マガジンコミックス)

あらすじ・概要

将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。
勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士はどんな人たちなんだろう?何を食べて、何時間寝ているんだろう?
勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!マガメガより

別冊少年マガジンに連載中の実録漫画です。

プロ棋士、渡辺明さんの奥さんが描いています。

ノンフィクションなので、派手でおもしろい漫画的な出来事が起こるわけではないけれど、エッセイやブログを読んでいるような、不思議な面白さがあります。

こういうタイプの作品はあまり読んだことがないんですが、素直におもしろいなという感想をもちました。

 

9位 或るアホウの一生  トウテムポール

        或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

あらすじ・概要

「ふざけてません、本気です」----まっすぐといえばまっすぐ、バカといえばそうかもしれない瞬(17歳)。

イケメン坊ちゃんの夏目(17歳)と言い合ったり、辛辣最年長・迫(23歳)にイジられたり、一見温和な牧野(23歳)にフォローされたしつつ、ひたすら「勝ちたい」と思う毎日。

アホで間抜けでど真剣、将棋野郎成長群像劇!好きか嫌いかと聞かれたら嫌いでないと答えるけれども、なりたいかと問われれば間違いなくすんごくなりたいと言ってしまうけども、「なんでなりたいか?」と聞かれたら理由はよくわからないから考えながら暴れまわる。強いって、なんだ!? Amazon内容紹介より

絵のタッチが程よく力が抜けていてすごく好きです。

コマ割りも独特で良い感じ。

真剣なシーンもおもしろいし、ギャグとかコミカルな場面も良い。

変な性格のヤツがいたり、一癖も二癖もあるキャラが出てきて読んでいて楽しいです。

将棋に関する諸々もしっかりと描いていて好感が持てます。

ちなみに、独特な風貌で一時ネットで話題になった、橋本崇載プロが棋譜を監修されているようです。

 

8位 ひらけ駒!  南Q太

         ひらけ駒!(1) (モーニングコミックス)

あらすじ・概要

将棋に夢中な小学五年生・宝と将棋にミーハーな宝の母の物語。研修会に入会して「将棋のプロ」を目指しはじめた宝と、それを見守る母親の目線は似ているようでビミョーに違う……。

宝の成長は、思わず胸がきゅん!「将棋=難しい」と思ってる人にこそ読んで欲しい、将棋&母子愛にあふれたストーリー!!公式サイトより

 モーニングに連載され、その後長い休載をはさみ、最近連載再開が発表されたこの作品。

将棋をとりまく親子の日常生活を描いた、なんだかほっこりするのほほんとした漫画です。

将棋をやっている子供を見守る母親の視点が新しいです。

小学生の主人公が勉強して成長していくのを見るのが楽しく、気づくと読みながら応援している自分がいます。

子供がいる方には特に読んでみてほしい作品です。

南Q太さんは他にも面白い漫画が多いです。

グッドナイトあたりも是非読んでほしいです。

 

7位 永遠の一手 -2030年、コンピューター将棋に挑む-  松島幸太朗 伊藤智義

       永遠の一手ー2030年、コンピューター将棋に挑むー 上 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

あらすじ・概要

名人、コンピューターに敗れる! 

すべてはそこから始まった!! 
将棋を愛する者たちの10年に渡る挑戦と激動の物語!!

秋田書店サイトより

少年チャンピオンで連載されていたこの作品。

囲碁の世界では、アルファ碁に韓国人棋士イ・セドルさんが敗れたのが話題になりました。

将棋はより複雑で、まだ人間の方が強いと言われていますが、対局中のスマホのソフトでのカンニング疑惑の騒動があったり、着実にAIも進化しています。

この作品は、人間がコンピューターに将棋で勝てなくなった世界の物語で、人間とコンピューターがタッグを組んでチームで名人戦などが行われるというもの。

SFのような気もしますが、こういう世の中もすぐそこまで来ているんだろうなと。

設定がおもしろいだけでなく、きちんとストーリーも楽しめる作品です。

 

6位 ものの歩  池沢春人

        ものの歩 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 あらすじ・概要

要領が悪く、第一志望校に落ちて実家から離れた高校に通うことになった少年・高良信歩は、手違いで奨励会員たちのシェアハウスに入寮してしまう。

しかし、そこで将棋の面白さに気付いた信歩は、ルームメイトたちと共にプロ棋士を目指して奮闘する。ウィキペディアより

剣道漫画「クロガネ」の池沢春人先生による作品です。

少年ジャンプに連載していたということもあり、王道の少年漫画感があり、仲間と切磋琢磨して成長していく主人公を描いた良作。

連載開始があと1年遅かったら、つまり2017年の将棋ブームの最中に連載していたら、もっと人気が出て、長く連載が続いたんじゃないかな、などと思ってしまいます。

ジャンプの中でも結構好きな作品だったので、惜しいなあと。

 

5位 ナリキン!  鈴木大四郎

         ナリキン! 1 (少年チャンピオン・コミックス)

あらすじ・概要

性格最悪、おまけに運痴。

だけど弱冠14歳にしてプロ棋士となった将棋の天才・成金歩。

そんな彼がひょんなことから弱小サッカークラブの監督と出会って……!? 

将棋×サッカーが奇跡のコラボ!! 

超革命的サッカー漫画、降臨!! アマゾン内容紹介より

将棋とサッカーを融合させてしまうアイデアが素晴らしいです。

見事に化学反応が起きている。

現実にはあり得ないと思いながらも、でも理論がしっかりしていてバチッと説得力があって感心してしまう場面もちらほら。

キャラクターも良いし、ストーリーも面白い。

サッカー漫画なのか将棋漫画なのか、そんなことはどうでもいいからとにかく読んでみてほしい作品です。

 

4位 ハチワンダイバー  柴田ヨクサル

       ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 あらすじ・概要

主人公の菅田健太郎はかつてプロ棋士を目指していたが挫折し、今では賭け将棋で日銭を稼きつつ漫然とした日々を送っていた。勝負に勝ち過ぎ対局を避けられるようになった菅田は、ある日秋葉原の凄腕棋士のウワサを聞く。

秋葉原に赴いた菅田は自信満々でメガネの女真剣師「アキバの受け師」に勝負を挑むが、手も足も出ずに完敗を喫する。

プライドをズタズタにされ、その悔しさから久々に将棋への情熱を取り戻す菅田。しかし自堕落な生活で部屋は荒れ放題。

片付けの為に清掃会社に派遣サービスを依頼するが、現われたのはなぜかメイド。

しかも菅田を「ご主人様」と呼ぶそのメイドこそ彼のプライドを打ち砕いた張本人、「アキバの受け師」だった。wikipediaより

81マスの世界に潜る。。。

ヤングジャンプで連載され、「この漫画がすごい!」でも1位を獲得した人気漫画。

ドラマ化もされており、溝端淳平、仲里依紗、サンドウィッチマンなど個性豊かな方たちが出演されています。

この漫画は将棋のバトルももちろん楽しいんですが、他にもギャグ、恋愛要素、アクションシーンなど、おもしろい展開が目白押しです。

絵やコマ割り、セリフの吹き出しなどが独特で、デザイン面でとてもアートな作品です。

話のテンポがよく、スラスラ読めちゃうのも魅力の一つです。

エアマスターというバトル漫画もオモシロイのでおすすめです。

 

3位 将棋めし  松本渚

 

        将棋めし 1 (コミックフラッパー)

 あらすじ・概要

ノーカロリー、ノー将棋! 勝負にかけるプロ棋士が選ぶ食事とは!?
前代未聞、将棋×めしの異色マンガ! プロ棋士・峠なゆたが対局の休憩中に食べるメニューとは!?

そして、それが将棋にどう影響するのか!?

めしで勝敗が決まると言っても過言ではない!

 藤井さんや、加藤一二三さん(ひふみん)が対局中に食べているおやつが話題になりましたね。

この作品は、そんな将棋の対局中の食事をテーマにした漫画です。

そんなニッチな題材でどうやって話を展開していくのか、ぜひ読んでみてください。

将棋漫画としても、グルメ漫画としても良く出来ています。

 

2位 3月のライオン  羽海野チカ

 

        3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

あらすじ・概要

東京の下町に一人で暮らす、17歳の将棋のプロ棋士=桐山零。

彼は幼い頃、事故で家族を失い、深い孤独を抱えた少年だった。

そんな彼の前に現れたのはあかり・ひなた・モモの3姉妹。

彼女たちと接するうちに零は‥‥。

様々な人間が、何かを取り戻していく優しい、物語です。公式サイトより

ハチミツとクローバーなどで有名な、少女漫画家の羽海野チカさんが初めて青年誌のヤングアニマルで連載するということで話題になったこの作品。

マンガ大賞、手塚治虫文化賞など、数々受賞。

アニメ化、神木隆之介さん主演で映画化もされています。

将棋を取り巻く登場人物達の人間ドラマが展開されます。

時にのほほんと、時にどろどろと、笑えたり泣けたり、色々なおもしろさが詰まった作品です。

 

1位 月下の棋士  能條純一

        月下の棋士(1) (ビッグコミックス)

あらすじ・概要

子どものころから高知の港町で祖父にしてかつての名人・御神三吉に将棋を学びながら育ってきた氷室将介は祖父の遺言を胸にプロ棋士を目指して上京し、奨励会に入会する。

順調に昇級を重ねる中、氷室は将棋会館特別対局室にて後の宿命のライバルとなる滝川幸次名人と出会い、滝川との対局、勝利を目指していく。ウィキペディアより

90年代にビッグコミックスピリッツで連載されていた名作です。

V6の森田剛さん主演でドラマ化もされました。

タイトルがシンプルでかっこいい。

この作品はとにかくキャラクターが強烈で個性的。

面白いセリフがたくさんあって、印象に残る名言が数々飛び出します。

対局のシーンも、様々な駆け引き、持ち時間いっぱいの緊張感、これぞ真剣勝負といった描写にぐいぐい引き込まれます。

 

他に能條さんの作品では、哭きの竜という麻雀漫画もおすすめです。 

 

 

 

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ネットで手軽に買える美味しい餃子をお届け

    進め!!寅ちゃん餃子【80個入り】

 

餃子っておいしいですよね。

ご飯のおかずとしてはもちろん、餃子単体でもうまいし、ビールのつまみとしても最高です。

ぼくも餃子が大好きなんですが、今回はアマゾンや楽天など、通販で簡単に買えて、なおかつ味もおいしいおすすめの餃子をご紹介します。

 

大阪王将 肉餃子

チェーン店、大阪王将の味を自宅でも味わえるのがこちらです。

みんな大好きな定番の餃子を手軽に食べられます。

安くて量も多いのもグッド。

 

宇都宮餃子 さつき

 餃子といえば栃木県の宇都宮ですね。

宇都宮の老舗、さつきの餃子が食べられます。

しかも、さつき餃子、肉餃子、キムチ餃子の3種類の餃子がセットになっていてお得です。

 

浜松餃子 初代しげ 

宇都宮と並んで有名なのが、静岡県の浜松餃子ですね。

その浜松の名店、初代しげの味を楽しめます。

お店の調理方法も書いてあり、ジューシーで皮はパリッと仕上がります。

 

 

 

 

 

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映画秘宝 歴代の年間ベストランキング 1997~2016

映画雑誌「映画秘宝」で毎年発表されている年間ベストランキングをまとめてみました。

 

 

2016年

1位  シン・ゴジラ

2位  この世界の片隅に

3位  デッドプール

4位  アイアムアヒーロー

5位  クリーピー 偽りの隣人

6位  シビル・ウォー  キャプテン・アメリカ

7位  オデッセイ

8位  エクス・マキナ

9位  ボーダーライン

10位  ゴーストバスターズ

11位  エブリバディ・ウォンツ・サム!!  世界はボクらの手の中に

12位  シング・ストリート  未来へのうた

13位  ヘイトフル・エイト

14位  イット・フォローズ

15位  死霊館 エンフィールド事件

16位  ローグ・ ワン  スター・ウォーズ・ストーリー

17位  レヴェナント  蘇えりし者

18位  キャロル

19位  サウルの息子

20位  ロスト・バケーション

 

2015年

1位  マッドマックス  怒りのデスロード

2位  キングスマン

3位  セッション

4位  グリーン・インフェルノ

5位  ジュラシック・ワールド

6位  野火

7位  ミッション インポッシブル   ローグ・ネイション

8位  ナイトクローラー

9位  007  スペクター

10位  ジョン・ウィック

11位  アメリカン・スナイパー

12位  チャッピー

13位  ウォーリアー

14位  ワイルド・スピード  SKY  MISSION

14位  バードマン  あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 

16位  アントマン

17位  フォックスキャッチャー

17位  ヴィジッド

19位  GONIN  サーガ 

20位  インヒアレント・ヴァイス

 

2014年

1位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

2位 GODZILLA ゴジラ

3位 ゴーン・ガール

4位 インターステラー

5位 ウルフ・オブ・ウォールストリート

6位 LEGOムービー

7位 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー

8位 ラッシュ プライドと友情

9位  劇場版テレクラキャノンボール2013

10位 ホドロフスキーのDUNE

11位  アンダー・ザ・スキン  種の捕食

12位  アクト・オブ・キリング

13位  猿の惑星  新世紀(ライジング)

14位  ジャージー・ボーイズ

15位  フューリー

16位  グランド・ブダペストホテル

17位  6才のボクが、大人になるまで。

18位  オール・ユー・ニード・イズ・キル

19位  her  世界でひとつの彼女 

19位  イコライザー

 

2013年

1位 パシフィック・リム

2位 ゼロ・グラビティ

3位 ジャンゴ 繋がれる者

4位 地獄でなぜ悪い

5位 クロニクル

6位 セデック・バレ

7位 凶悪

8位 キャビン

9位 ゼロ・ダーク・サーティ

10位 風立ちぬ

11位 フライト

12位 悪の法則

13位 ザ・マスター

14位 死霊館

15位 エリジウム

16位 キャプテン・フィリップス

17位 フラッシュバックメモリーズ3D

18位 かぐや姫の物語

19位 エンド・オブ・ウォッチ

20位 ホーリー・モーターズ

 

2012年

1位 ザ・レイド 

2位 ドライヴ

3位 007 スカイフォール

4位 アベンジャーズ

5位 桐島、部活辞めるってよ

6位 アルゴ

7位 哀しき獣

8位 ダークナイト ライジング

9位 裏切りのサーカス

10位 サニー 永遠の仲間たち

11位 プロメテウス

12位 エクスペンダブルズ2

13位 ドラゴン・タトゥーの女

14位 ホビット 思いがけない冒険

15位 アイアン・スカイ

16位 SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

17位 るろうに剣心

18位 カリフォルニア・ドールズ

19位 この空の花 長岡花火物語

20位 DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る

 

2011年

1位 ピラニア3D

2位 宇宙人ポール

3位 猿の惑星 創世記(ジェネシス)

4位 X-MEN ファースト・ジェネレーション

5位 冷たい熱帯魚

6位 ブラック・スワン

7位 電人ザボーガー

8位 ソーシャル・ネットワーク

9位 アジョシ

10位 監督失格

11位 ミッション 8ミニッツ

12位 スーパー!

13位 イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

14位 ファンタスティック Mr. FOX

15位 SUPER 8 スーパーエイト

16位 MAD 探偵 7人の容疑者

17位 サウダーヂ

18位 ミッション インポッシブル ゴースト・プロトコル

19位 マイバック・ページ

20位 スコット・ピルグリム VS .邪悪な元カレ軍団

 

2010年

1位 キック・アス

2位 第9地区

3位 十三人の刺客

4位 インセプション

5位 ぼくのエリ 200歳の少女

6位 息もできない

7位 トイ・ストーリー3

8位 ヒーローショー

9位 エクスペンダブルズ

10位 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

11位 バッド・ルーテナント

12位 ハート・ロッカー

13位 ヒックとドラゴン

14位 マチェーテ

15位 告白

16位 ゾンビランド

17位 アウトレイジ

18位 冷たい熱帯魚

19位 コララインとボタンの魔女 3D

20位 さんかく

 

2009年

1位 イングロリアス・バスターズ

2位 グラン・トリノ

3位 母なる証明

4位 レスラー

5位 愛のむきだし

6位 ウォッチメン

7位 チェイサー

8位 第9地区

9位 チョコレート・ファイター

10位 スペル

11位 スラムドッグ$ミリオネア

12位 チェンジリング

13位 スター・トレック

14位 グッド・バッド・ウィアード

15位 ヘルボーイ ゴールデン・アーミー

16位 96時間

17位 ハングオーバー

18位 トランスフォーマー リベンジ

19位 玄界灘は知っている

20位 アンヴィル!  夢を諦めきれない男たち

 

2008年

1位 ダークナイト

2位 アイアンマン

3位 ミスト

4位 ランボー

5位 イースタン・プロミス

6位 エグザイル 絆

7位 ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

8位 クローバーフィールド HAKAISHA

9位 ノーカントリー

10位 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

11位 トロピック・サンダー 史上最低の作戦

12位 ウォーリー

13位 28週後…

14位 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

15位 片腕マシンガール

16位 シューテム・アップ

17位 It Is Fine! Everything Is Fine.

18位 ウォンテッド

19位 東京残酷警察

20位 崖の上のポニョ

 

2007年

1位 アポカリプト

2位 パンズ・ラビリンス

3位 デス・プルーフ in グラインドハウス 

4位 300 スリーハンドレッド

5位 ブラックブック

6位 ボーン・アルティメイタム

7位 グラインドハウス USAバージョン

8位 ホット・ファズ

9位 トランスフォーマー

10位 ロッキー

11位 ゾディアック

12位 ヘアースプレー

12位 プラネット・テラー in グラインドハウス

14位 ドリームガールズ

15位 ダイ・ハード4.0

16位 童貞。をプロデュース

17位 プレステージ

18位 ドッグ・バイト・ドッグ 

18位 ゾンビーノ

20位 スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい

 

2006年

1位 グエムル 漢江の怪物

2位 硫黄島からの手紙

3位 トゥモロー・ワールド

4位 ヒストリー・オブ・バイオレンス

5位 007 カジノ・ロワイヤル

6位 デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2

7位 ホステル

8位 父親たちの星条旗

9位 ユナイテッド93

10位 The Hills Have Eyes

11位 スーパーマン・リターンズ

11位 ミュンヘン 

13位 スネーク・フライト

14位 ディセント

15位 レディ・イン・ザ・ウォーター

16位 スキャナー・ダークリー

17位 ホテル・ルワンダ

18位 ブラック・ダリア

19位 時をかける少女

20位 40歳の童貞男

 

2005年

1位 キング・コング

2位 宇宙戦争

3位 ランド・オブ・ザ・デッド

4位 デヴィルズ・リジェクツ

5位 トム・ヤム・クン!

6位 チャーリーとチョコレート工場

7位 スターウォーズ エピソード3 シスの復讐

8位 シン・シティ

9位 ライフ・アクアティック

10位 チーム☆アメリカ ワールド・ポリス

10位 パッチギ

12位 ブラザーズ・クリム

13位 ミリオンダラー・ベイビー

14位 カンフーハッスル

15位 ナポレオン・ダイナマイト(バス男)

16位 香港国際警察 NEW POLICE STORY

17位 セルラー

18位 ヒストリー・オブ・バイオレンス

19位 ドッジボール

20位 ミュンヘン

 

2004年

1位 スパイダーマン2

1位 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 

3位 殺人の追憶

4位 ドーン・オブ・ザ・デッド

5位 スクール・オブ・ロック

6位 マッハ!

7位 下妻物語

8位 カンフーハッスル

9位 ヘルボーイ

10位 シルミド SILMIDO

11位 Mr.インクレディブル

12位 オールド・ボーイ

13位 ビッグ・フィッシュ

14位 ヴィレッジ

15位 IZO

16位 ルーニー・デューンズ バック・イン・アクション

16位 キル・ビルVol.2

18位 MIND GAME マインドゲーム

19位 エイリアンVSプレデター

20位 華氏911

 

2003年

1位 キル・ビル Vol.1

2位 シティ・オブ・ゴッド

3位 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

4位 ファム・ファタール

5位 フレディVSジェイソン

6位 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

7位 ラストサムライ

8位 アンダーカバー・ブラザー

9位 リベリオン

10位 極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)

11位 インファナル・アフェア

12位 アダプテーション

13位 X-MEN2

14位 HERO 英雄

15位 ドリームキャッチャー

16位 マッハ!

17位 アイデンティティー

18位 片腕カンフー対空とぶギロチン

19位 ターミネター3

20位 座頭市

 

2002年

1位 少林サッカー

2位 ロード・オブ・ザ・リング

3位 サイン

4位 ゴースト・オブ・マーズ

5位 トリプルX

6位 スパイダーマン

7位 ブラックホーク・ダウン

8位 ジャッカス・ザ・ムービー

9位 スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 

10位 ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

11位 マルホランド・ドライブ

12位 ブレイド2 

12位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦

14位 ストーリーテリング 

14位 ズーランダー

16位 スパイ・ゲーム

17位 ジェヴォーダンの獣

18位 ファントム・オブ・パラダイス

19位 ボウリング・フォー・コロンバイン

20位 マイノリティ・リポート

 

2001年

1位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

2位 ギャラクシー・クエスト

3位 あの頃ペニー・レインと

4位 ジュラシック・パーク3

5位 ゴーストワールド

5位 チアーズ!

7位 回路

8位 少林サッカー

9位 ザ・ミッション 非常の掟

9位 ムーラン・ルージュ

11位 アンブレイカブル

12位 ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

13位 殺し屋1

14位 スターリングラード

15位 セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ

16位 ビヨンド・ザ・マット

17位 バトル・ロワイアル

18位 BROTHER

19位 テルミン

19位 スパイキッズ

19位 実録外伝 ゾンビ極道

19位 処刑人

19位 トゥームレイダー

 

2000年

1位 チャーリーズ・エンジェル

2位 グラディエーター

3位 マルコヴィッチの穴

4位 アイアン・ジャイアント

5位 サウスパーク 無修正映画版

6位 グリーン・デスティニー

7位 マグノリア

8位 ブルース・リー in G.O.D. 死亡的遊戯

9位 スリーピー・ホロウ

10位 インビシブル

10位 ハピネス

12位 ギャラクシー・クエスト

13位 シュリ

14位 スペース・カウボーイ

14位 遠い空の向こうに

15位 バトル・ロワイアル

16位 ミッション インポッシブル2

17位 呪怨

18位 トイ・ストーリー2

19位 X-メン

20位 うずまき

 

1999年

1位 マトリックス

2位 ファイト・クラブ

3位 メリーに首ったけ

4位 シックス・センス

5位 ブレイド

6位 ガメラ3 邪神<イリス>覚醒

7位 アイズ・ワイド・シャット

8位 バッファロー'66

9位 スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス

10位 RONIN

11位 アイアン・ジャイアント

12位 Dead Arive 犯罪者

13位 オースティン・パワーズ デラックス

14位 パラサイト

15位 ブレア・ウィッチ・プロジェクト

16位 シュリ

17位 地獄

18位 ビッグ・ヒット

19位 シックス・ストリング・サムライ

19位 ハムナプトラ 失われた砂漠の都

 

1998年

1位 スターシップ・トゥルーパーズ

2位 プライベート・ライアン

3位 ブギーナイツ

4位 オースティン・パワーズ

5位 ムトゥ 踊るマハラジャ

6位 ダークシティ

7位 フェイス / オフ

8位 リング

9位 L.A.コンフィデンシャル

10位 ザ・グリード

 

1997年

1位 マーズ・アタック!

2位 コンタクト

3位 アナコンダ

4位 ロスト・ハイウェイ

5位 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air まごころを、君に

6位 インディペンデンス・デイ

7位 フェイス / オフ

8位 スター・ウォーズ 特別篇

9位 ドラゴン危機一発 '97

10位 フィフス・エレメント

 

ゼロ年代ベスト

1位 殺人の追憶

2位 宇宙戦争

3位 トゥモロー・ワールド

4位 少林サッカー

5位 デス・プルーフ in グラインドハウス

6位 愛のむきだし

7位 グラン・トリノ

8位 ダークナイト

9位 アポカリプト

10位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

11位 グエムル -漢江の怪物-

11位 マルホランド・ドライブ 

13位 オールド・ボーイ

14位 ザ・ミッション 非常の掟

15位 キル・ビル Vol.1

16位 イースタン・プロミス

16位 ヒストリー・オブ・バイオレンス

18位 ゴーストワールド

19位 レスラー

20位 恋する幼虫

21位 エヴァンゲリヲン新劇場版:破

22位 ショーン・オブ・ザ・デッド

23位 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

23位 下妻物語 

25位 ノーカントリー

26位 ランボー

27位 パンズ・ラビリンス

28位 ロード・オブ・ザ・リング

29位 千と千尋の神隠し

30位 インファイナル・アフェア

30位 ギャラクシー・クエスト

30位 スパイダーマン2

 

タマフル ライムスター宇多丸のシネマランキング 2008~2016

TBSラジオで放送中の「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の人気映画評論コーナー、ムービーウォッチメン(以前はシネマハスラー)の歴代の年間ランキングをまとめてみました。

 

 

2016年ベスト10&チャンピオン

チャンピオン クリード チャンプを継ぐ男
第1位 この世界の片隅に
第2位 葛城事件
第3位 シングストリート 未来へのうた
第4位 何者
第5位 ヒメアノ〜ル
第6位 ドント・ブリーズ
第7位 クリーピー 偽りの隣人
第8位 アイアムアヒーロー
第9位 シン・ゴジラ
第10位 デッドプール

 

2015年ベスト10

第1位 マッドマックス 怒りのデスロード
第2位 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
第3位 スターウォーズ/フォースの覚醒
第4位 フォックス・キャッチャー
第5位 インサイド・ヘッド 
第6位 恋人たち
第7位 野火
第8位 海街diary
第9位 きみはいい子
第10位 ヴィジット

 

2014ベスト10

第1位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
第2位 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
第3位 ゴーン・ガール
第4位 ウルフ・オブ・ウォールストリート
第5位 アクト・オブ・キリング 
第6位 そこのみにて光り輝く
第7位 her 世界でひとつの彼女
第8位 6才のボクが、大人になるまで。
第9位 LEGO(R)ムービー
第10位 イコライザー

 

2013年ベスト10 

1位 セデック・バレ 
2位  かぐや姫の物語 
3 位 悪の法則
4 位 ゼロ・グラビティ
5 位 そして父になる 
6 位 ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日 
7 位 横道世之介 
8 位 クロニクル 
9 位 アフターショック 
10 位 はじまりのみち  

 

2012年ランキング

1位   スカイフォール
2位   桐島、部活やめるってよ
3位  SRサイタマノラッパー:ロードサイドの逃亡者
4位  この空の花 長岡花火物語
5位  ドライヴ

6位  Documentary of AKB48 show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
7位  哀しき獣
8位  高地戦
9位 おおかみこどもの雨と雪
10位  ヤング≒アダルト
11位  ザ・レイド
12位  サニー 永遠の仲間たち
13位  宇宙人ポール
14位 トガニ ~幼き瞳の告発~
15位   おとなのけんか
16位   ふがいない僕は空を見た
17位  アウトレイジビヨンド
18位   アベンジャーズ
19位  アルゴ
20位  バトルシップ
21位  危険なメソッド
22位  J・エドガー
23位  BRAVE HEARTS 海猿
24位  僕達急行 A列車で行こう
25位  苦役列車
26位  夢売るふたり
27位  ウルトラマンサーガ
28位  恋のロンドン狂騒曲
29位  フランケンウィニー
30位  ヒミズ
31位  最強のふたり
32位  ネイビーシールズ
33位  THE GREY 凍える太陽
34位  のぼうの城
35位  宇宙兄弟
36位  ピープルVSジョージ・ルーカス
37位  ヒューゴの不思議な発明
38位  メリダとおそろしの森
39位  スターウォーズ エピソード1 3D
40位  仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!
41位  ソウル・サーファー
42位  新しい靴を買わなくちゃ
43位  テルマエ・ロマエ
44位  はやぶさ 遥かなる帰還
45位  はやぶさ HAYABUSA
46位  ツナグ
47位  ガール
48位  劇場版 琉神マブヤー 七つのマブイ
49位  おかえり、はやぶさ
50位  踊る大捜査線
51位  幸せの教室
52位   ALWAYS 三丁目の夕日'64
53位  レンタネコ
54位  劇場版 テンペスト 3D
55位  映画 ホタルノヒカリ

 

2011年ランキング

1位  サウダーヂ
2位  その街のこども 劇場版
3位  ソーシャル・ネットワーク
4位  ブルーバレンタイン
5位  スーパー!
6位  ブラック・スワン
7位  冷たい熱帯魚
8位  猿の惑星:創世記
9位  X-MEN:ファースト・ジェネレーション
10位  くまのプーさん
11位  イリュージョニスト
12位  アジョシ
13位  トゥルー・グリット
14位  マネーボール
15位  スプライス
16位  ピラニア3D
17位  イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
18位  英国王のスピーチ
19位  劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ
20位  歓待
21位  ワイルドスピード MEGA MAX
22位  ヒア アフター
23位  タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
24位  トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
25位  人生万歳!
26位  映画 けいおん!
27位  エンジェル ウォーズ
28位  ノルウェイの森
29位  ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2
30位  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
31位  未来を生きる君たちへ
32位  アンダルシア 女神の報復
33位  モテキ
34位  カーズ2
35位  SUPER 8
36位  トロン・レガシー
37位  コクリコ坂から
38位  ドラえもん 新のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~
39位  漫才ギャング
40位  あしたのジョー
41位  ステキな金縛り
42位  スマグラー おまえの未来を運べ
43位  ワイルド7
44位  映画スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪
45位  手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-
46位  アジャストメント
47位  さや侍
48位  ツーリスト
49位  ワラライフ!!
50位  映画 怪物くん
51位  セカンドバージン

 

2010年ランキング

1位  十三人の刺客
2位  ヒーローショー
3位  息もできない
4位  インビクタス -負けざる者たち-
5位  第9地区
6位  (500)日のサマー
7位  カールじいさんの空飛ぶ家
8位  ヒックとドラゴン
9位  SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム
10位  仮面ライダーW FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ
11位  トイ・ストーリー3
12位  プレシャス
13位  シングルマン
14位  ブルーノ
15位  アウトレイジ
16位  ぼくのエリ 200歳の少女
17位  ヌードの夜 / 愛は惜しみなく奪う
18位  ハート・ロッカー
19位  川の底からこんにちは
20位  悪人
21位  インセプション
22位  冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
23位  プリンセスと魔法のキス
24位  エクスペンダブルズ
25位  マチェーテ
26位  ペルシャ猫を誰も知らない
27位  ベスト・キッド
28位  シャーロック・ホームズ
29位  デイブレイカー
30位  パリより愛をこめて
31位  アイアンマン2
32位  時をかける少女
33位  私の優しくない先輩
34位  パレード
35位  ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲
36位  ボーイズ・オン・ザ・ラン
37位  アリス・イン・ワンダーランド
38位  ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1
39位  仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010
40位  トイレット
41位  THE LAST MESSAGE 海猿 3D
42位  書道ガールズ
43位  武士道シックスティーン
44位  パラノーマル・アクティビティ
45位  ワンピース・フィルム ストロングワールド
46位  レイトン教授と永遠の歌姫
47位  宇宙戦艦ヤマト 復活編
48位  ACACIA
49位  スポーツマン山田(SPACE BATTLESHIP ヤマト)
50位  さらば愛しの大統領
51位  BECK
52位  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
53位  シュアリー・サムデイ
54位  ゴースト もういちど抱きしめたい
55位  食堂かたつむり
56位  矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ

 

2009年ランキング

1位  SRサイタマ丿ラッパー
2位  グラントリノ
3位  愛のむきだし
4位  母なる証明
5位  レスラー
6位  ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
7位  スペル
8位  くもりときどきミートボール
9位  レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
10位  チョコレート・ファイター
11位  狼の死刑宣告
12位  イングロリアス・バスターズ
13位  アバター(アイマックス3D)
14位  レイチェルの結婚
15位  今、僕は
16位  ボルト
17位  アンビル -夢を諦めきれない男たち-
18位  呪怨 -白い老女-
19位  ちゃんと伝える
20位  ウォッチメン
21位  96時間
22位  マイケルジャクソン THIS IS IT
23位  愛を読む人
24位  ヤッターマン
25位  スラムドッグ$ミリオネア
26位  2012
27位  大怪獣バトル ウルトラ伝説 THE MOVIE
28位  ATOM
29位  劒岳 点の記
30位  ワルキューレ
31位  重力ピエロ
32位  クローズZEROII
33位  天使と悪魔
34位  ファイナル・デッドサーキット3D
35位  ドゥームズデイ
36位  しんぼる
37位  そん彼なら捨てちゃえば?
38位  その男ヴァン・ダム
39位  K-20 怪人二十面相・伝
40位  ドロップ
41位  GOEMON
42位  BALLAD 名もなき恋のうた
43位  カイジ 人生逆転ゲーム
44位  さまよう刃
45位  ラーメンガール
46位  ニセ札
47位  仮面ライダー ディケイド オールライダー対大ショッカー
48位  20世紀少年<第2章>最後の希望
49位  アマルフィ 女神の報酬
50位  誰も守ってくれない
51位  曲がれ!スプーン
52位  20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
53位  ROOKIES -卒業-

 

2008年ランキング

1位  シークレット・サンシャイン
2位  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
3位  WALL・E/ウォーリー
4位  エグザイル/絆
5位  アメリカン・ティーン
6位  その土曜日、7時58分
7位  ダークナイト
8位  アイアンマン
9位  ミスト
10位  トロピック・サンダー/史上最低の作戦
11位  カンフーパンダ
12位  リダクテッド 真実の価値
13位  おろち
14位  ノーカントリー
15位  ミラクル7号
16位  崖の上のポニョ
17位  私は貝になりたい 
18位  その日のまえに
19位  片腕マシンガール
20位  ハッピーフライト 
21位  クローバーフィールド-HAKAISHA-
22位  P.S.アイラブユー
23位  靖国YASUKUNI
24位  スターウォーズ/クローン・ウォーズ
25位  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
26位  僕の彼女はサイボーグ
27位  パコと魔法の絵本
28位  ザ・マジックアワー
29位  容疑者Xの献身
30位  幻影師アイゼンハイム
31位  スカイ・クロラ
32位  デトロイト・メタル・シティ
33位  ぼくたちと駐在さんの700日戦争
34位  20世紀少年
35位  ハンサム★スーツ
36位  ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
37位  カンフーくん
38位  少林少女

セガ vs. 任天堂 ゲームの未来を変えた覇権戦争の感想・書評

        セガ vs. 任天堂――ゲームの未来を変えた覇権戦争(上)

 

ゲーム好きにはたまらない書籍を読みました。

セガ対任天堂。

タイトルからして読まずにはいられないですよね。

アメリカで高評価を獲得、映画化も決定のこの本のレビューを書いてみました。

 

著者について

ブレイク・J・ハリス

ニューヨーク在住の作家・映像ディレクター。

ジョージタウン大学卒業。

デビュー作である本書(2014年)は、NPR(全米公共ラジオ放送)、《パブリッシャーズ・ウィークリー》、《スレート》ほか各種メディアで年間ベストブックに選ばれ、絶賛を浴びる。

本書に基づくドキュメンタリー映画で共同監督(スコット・ルーディン、セス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグがプロデュース)、ソニー・ピクチャーズ版でもエグゼクティブ・プロデューサーを務める予定。

 

あらすじ

弱小企業セガは、巨人・任天堂をいかにして打ち破ったのか?

ソニー・ピクチャーズ映画化予定の傑作ビジネス・ノンフィクション!

1990年、任天堂はアメリカにおける家庭用ゲーム機市場の90%超を握る圧倒的な存在だった。

一方、セガは大いなる野心を秘めた注目株だったものの、アーケードゲーム専門の中小メーカーにすぎなかった。

だが、トム・カリンスキーがセガ・オブ・アメリカのCEOに就任したのを機に、潮目が変わりはじめる―。

「チーム・カリンスキー」が次々に繰り出す常識破りの奇策は、セガと任天堂の間に莫大な収益をめぐる「仁義なき戦い」を引き起こした。

ソニックとマリオ、日本とアメリカがにらみ合い、家庭から米連邦議会に至るまで、あらゆる戦場で繰り広げられた激闘の行方は?

600億ドル産業を生み出した企業戦争の内幕に、200人を超える取材で迫る痛快群像ノンフィクション。(「BOOK」データベースより)

 

 

感想

今現在、家庭用ゲーム機というと、プレイステーション4のソニー、エックスボックスのマイクロソフト、そしてスイッチが好調な任天堂の3社ですが、かつてはSEGAもこの業界に参入していましたね。

ぼくも昔セガサターンで遊んでいました。

この本は90年代初頭、アメリカを席巻していた任天堂に戦いを挑んだセガのストーリーです。

ノンフィクションなんですが、小説のような物語が展開され、ぐいぐい引き込まれます。

セガのアメリカ現地法人の社長カリンスキーが斬新なアイデアで任天堂に戦争をしかけます。

ソニックを使ったキャラクター展開、価格の見直し、CM攻勢などなど次々と仕掛けを考え出すものの、日本のセガ本社はそれらの案に乗り気ではない。

ついには本社の意向に背いて対立するまでに。

読んでいくと日本のセガの無能っぷりにはため息が出ます。

典型的な日本人の保守的なマインドの企業という感じ。

もう少し柔軟に、リスクをとる冒険的な経営をしていたら。

そうすれば今も任天堂、ソニーと互角にやり合えていたかもしれない。

なんて思ったりもします。

もちろんアメリカ人の作者がアメリカ側の視点で書いているので、そこは差し引いて読む必要はあると思いますが。

他にも物語色を強くするためか、少し大げさな描写や脚色されているような部分もあります。

ただ、あくまで創作ではなくノンフィクションの範囲内のことなので、それも含めて面白く読みました。

ゲーマーはもちろん、単純に読み物としておもしろいので、万人におすすめの1冊です。

 

www.fungamiblog.com

 

 

www.fungamiblog.com

 

 

希望の党が話題なので『「小池劇場」が日本を滅ぼす』を読んでみた 感想 書評

         「小池劇場」が日本を滅ぼす

 

テレビ、ラジオ、ネットで小池百合子都知事の都民ファーストの会、日本ファーストの会が話題になっています。

そこで、先日の東京都議選の最中に発売されたこの書籍を、都議選には無関係の埼玉県在住の僕が読んでレビューしてみました。

 

著者について

この本の著者は有本香さん。

ご自身のツイッターのプロフィールによると、

Journalist / Editor 松蔭大学客員教授 ■ CS『虎ノ門ニュース』毎週木曜、ニッポン放送『ザ・ボイス そこまで言うか!』隔週木曜、フジテレビ『バイキング』など。

 とのことです。

写真を見れば、あぁあの人かと見覚えある人もいると思います。

僕もそうでした。

 

この本について

豊洲移転延期、東京五輪・パラリンピック見直し、内実のない小池劇場……。
ないない尽くしのワイドショー政治、“パフォーマンスの女王"小池百合子と日本は心中するのか?
いらぬ混迷を招いた張本人、小池百合子都知事の「暴挙」と「罪」を、誰よりもこの問題に詳しい、気鋭のジャーナリストがぶった切る! 

 

感想

舛添知事から小池知事に代わり、ニュースでも日々取り上げられることの多い都政の話題。

特に築地、豊洲問題は今も決着していません。

ぼくは埼玉県民なので、多少は客観的に、冷静に事の成り行きを見ているつもりです。

小池さんが豊洲への移転に待ったをかけ、テレビでは豊洲から有害物質が出たと連日報道。

そしてかなり後になって築地からも有害物質が。

しかしこちらはあまり大きく報道されず。

さんざんこの問題を荒らした挙句、結局小池さんは都議選を前にして豊洲への移転、築地は再利用という、どっちつかずの発表をされました。

こういった一連の流れを見てきて、小池さんの人気を得るためのズルさ、それに利用されるマスコミのしょうもなさ、情けなさを感じていました。

 

この本は、主にマスコミが醸成した、世の中の小池さんは正義の改革者的な空気に一石を投じるものです。

小池都政のこれまでの歩みを、東京五輪、築地豊洲問題、石原元都知事、マスコミ、などの事柄に対して、有本さんの取材に基づき、解説、意見が述べられています。

決して小池都知事をディスるための本ではなく、あくまで出来事、詳細な事実をしるし、考察し、世間に対しこういう見方もあるよというのを提示してくれている本です。

現時点ではまだ分かりませんが、小池さんの政党が議席を獲得しようとも、獲得せずとも、小池政権は続いていくわけですから、小池都政に賛成の方も反対の方も一度読んでみることをおすすめします。

 

 

www.fungamiblog.com